前田真三
最近は、新刊本を買うことはめったになくて、図書館から借りてくる本とブックオフで買う古本で十分な状況です。ネットでも古本が買えるようなのですが、まだ買ったことはありません。前田真三集(ブティックムック社)という写真集を借りてきて、欲しくなって、時々検索しているのですが、まだみつかりません。
前田真三という写真家の名前を知ったのは、30年くらい前だと思う。富良野の写真を見せられて、日本でもこんな風景があるのかとビックリしたものだ。富良野という地名もそのとき初めて知り、今でも富良野と言えば氏の写真が浮かんでくるほど強烈な印象を受けた。
ただ、私は、前田真三イコール北海道の写真という方程式を作り上げてしまっていたが、今回、写真集を見て、まったく新しい前田真三に出会うことができた。その上、40歳からサラリーマンからカメラマンに転進したと知りなおさらビックリしている。美しい風景を美しく撮るのはプロの写真家としては当たり前だが、前田真三の写真を見ていると感動が伝わってくる。その強さが一流の写真家なのだと感じる。土門拳のなにげない風景写真の感動と通じるものだ。
私は、とにかくこのプログにアップする写真が欲しいのできょうもアテもなく写真を撮りに行ってきました。この間から、テーマは、雪の風景です。でも、きょうの写真は、飯綱山の上り口の鳥居の写真。快晴だったらと思うのですが、このアングルから撮るのは冬の飯綱山しかない気がして、アップします。
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