2010/3/17 水曜日

まんさく

Filed under: 今日の一枚, 詩と写真のサロン — kurasan @ 21:37:12

 光回線の契約をNTTからKDDIに変えることとした。明日工事に来るというので、半日休むこととした。ちょっとこころの余裕ができた。

 先日、戸倉のセツブンソウの群生地への道すがら、まんさくの木が2本植えられていて、花が咲いていた。まだ、小さな木で花もまばらだったが、どこかでお目にかからないものかと思っていたまんさくだったので、うれしかった。

 丸山薫の詩にまんさくの花を題材にした詩があり、若い頃読んで、ずっとこころに止まっていた。丸山薫が疎開だろうか東北で教鞭をとっていたときの詩で、詩集を引っ張り出して見たら、「白い自由画」というタイトルだった。後半の部分を引用しておこう。

 ・・・・・・・・・・・・・・

 私はその一枚の空を

 淡いコバルト色に彩ってやる

 そして 誤って

 まだ濡れている枝間に

 ぽとり!と黄色を滲ませる

 

 私はすぐに後悔するが

 子供たちは却ってよろこぶのだ

 「ああ まんさくの花が咲いた」と

 子供達はよろこぶのだ

 まんさくの花

2008/3/23 日曜日

セツブンソウ

Filed under: 詩と写真のサロン, — kurasan @ 17:24:35

きのうは、セツブンソウを撮りに行ってきました。戸倉と倉科両方訪れて見ました。

久しぶりに詩を作りました。

セツブンソウ

お前に会うために

一年待ったよ

雪が溶けて

芽吹きが始まるまでの1ヶ月が

地上でお前に与えられた時間だと言う

一つで咲くには

あまりに可憐で

誰も見向きもしなかったのに

絶滅危惧種といわれたとたんに

立ち入り禁止を乗り越えて

掘り盗ってゆく人間がいるという

なんのために??

 

群れて咲いて

春の訪れを歌うお前たちの合唱を

聞くことができるのは

日当たりの悪い

暗い林の中でしかないのに

セツブンソウ

 

 

 

2007/4/21 土曜日

アンズ

Filed under: 詩と写真のサロン — kurasan @ 21:45:43

 梅は咲いたか桜はまだかいな なんて唄がありますが、信州は違います。梅が咲いてまもなくアンズ、そして一週間くらいのタイム差で桜が咲きます。この後は、桃。新緑に山が覆われるころりんごが咲きます。

 花は、どれも好きですが、アンズが大好きです。枝がまっすぐに天に向かって立って、燃え上がるという感じです。歳時記少し見たのですが、アンズのこの感じを表現したものはみあたらず、きょうは、有名な室生犀星の詩を引用しておきます

あんずよ

花着け

地ぞ早に輝け

あんずよ花着け

あんずよ燃えよ

ああ あんずよ花着け

 あんず 長野市東条  2007/4/8

 

 

2007/4/20 金曜日

福寿草

Filed under: 詩と写真のサロン — kurasan @ 20:51:59

 先日、姫川源流に行ったら、福寿草が咲いていました。今年は、四賀、武石、七二会小坂と福寿草ばかり写して歩いたので、もういいやという気持ちになりました。他に写す花が咲いていないので、福寿草ばかり撮ることになったんですね。

 福寿草の俳句でも引用しようかと歳時記を開いたら、春のところにありません。新年の中にありましたが、信州人から見れば、春でしょう。現に、今咲いているわけですから。

 福寿草家族のごとくかたまれり   蓼汀

という句が目に付きましたが、ピンとこないので、短詩を作ってみました。

      福寿草

冬の後に春が来るという事実を

確かめたくて

ひとは

冷たい風の中を会いにくるのだ

福寿草 白馬村姫川源流 2007/4/15

2007/3/28 水曜日

いぬふぐり

Filed under: 詩と写真のサロン — kurasan @ 21:20:52

 いぬふぐりを撮ろうと車を走らせていたのですが、なかなか場所がみあたらなかったのですが、南長野のヤマダ電機の駐車場のとなりの畑に一面に咲いていたので、撮ることとしました。はじめは人が近いのでちょっとためらったのですが。

 小さいとなかなか構図を決めるのがむずかしくて何枚も撮りました。また、チャレンジしたくなりました。プリントアウトしたのですが、あの青が出ませんでした。画面とプリントアウトの色あわせをしないといけないとつくづく思いました。空の色に近いと思います。そこで一句

   犬ふぐり空のしずくが落ちにけり

 いぬふぐり  2007/03/25

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