2006/5/28 日曜日

リュウキンカ 雪解け水の あたたかさ

Filed under: 詩と写真のサロン — ezmaxy @ 19:51:56

 りゅうきんか

俳句を最近作り初めています。俳句も短詩のひとつと考えればいいのですが、高校のころ国語の教師が話してくれた桑原武夫の「第二芸術論」から未だに離れることはできません。しかし、五七五の日本語のリズムの魅力に引かれて時々俳句や短歌に挑戦してみようかという気になります。
 結論から言うと、俳句は第二芸術です。この俳句、先日訪れた飯綱の水芭蕉園で作ったのですが、
水芭蕉 雪解け水の あたたかさ
でもいいと思うのです。子規の句に対してだったと思いますが、俳句界でそういう議論があったようです。自分としては、これで立派に俳句になっていると思っているのですが、俳句を知っている人から見れば、ダメと言われるのかもしれません。季重なりですし、「冷たさ」と言うべきところをあえて「あたたかさ」としたのですが、あいまいなのかもしれません。
俳句の世界は、結社というものがあって、先生がいて、その人の影響を請けながら、俳句を勉強してるわけですが、結社によって、俳句の価値が180度変わるわけで、そういう意味でも、第二芸術といえると思います。
 写真は違う気がします。プロの写真を見るとさすがだなとうなります。とてもかなわないと実感します。俳句のいいかげんさとは、まったく違う世界だと思います。でも、個人的に自己満足でゆくのなら、どっちもどっちで楽しめればいいのではないでしょうか。
今年リュウキンカを黒姫の御鹿池と飯綱の水芭蕉園と二輪草園で見かけましたが、満足のゆく写真は撮れませんでした。また、来年だな。、

2006/5/21 日曜日

祝婚歌

Filed under: 詩と写真のサロン — ezmaxy @ 12:00:30

うちの会社では、最近まで結婚する人があると色紙が回ってきて、お祝いを一言書く風習がありました。最近、経理の女の子が結婚することになりまして、祝婚歌を作ったのです。 りんごの花の写真に詩を讃のように入れようと思い、りんごの花の写真を撮ってみました。マクロレンズでアップで撮ったのですが、りんごの花の美しさをはじめて実感した次第です。

りんご 

祝婚歌

五月の風が
りんご畑に声をかけながらやって来ました
すると
りんごの木々はいっせいに花をつけるのでした
りんごの花の乙女がひとり
彼と一緒に
未来に向かって旅立ちますごらんなさい
ピンクのつぼみの明日へのまなざしを
凛と咲いた白い花の幸福への決意を

見えるでしょう
陽の光をたっぷりと浴びて枝に実った
真紅の愛の結晶を

 

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