大町市中山高原
高気圧に覆われて晴れるのはわかっていたので、出かけること決めていると4時というと目がさめてしまう。もっとも、4時でも明るいが。
大町スキー場という営業をやめたスキー場の一部にナノハナを蒔いて、背景に後立山連峰が見えるというシチュエーションだというのを聞いていたので行って見た。例によって、カメラマンだらけなのは、それだけ有名な撮影ポイントということだろう。ただ、スキー場にありがちなのだが、電線が入ったり電柱が入ったりで、あまりいいポイントがない。
この写真の位置にカメラマンが集中するのはそういう意味なのだろう。絶好の晴天で、実にいい景色なのだが、私は少しつまらなくなってきた。絵葉書写真という悪口があるが、まさにそんな感じ。観光パンフレットを撮っているような気分で発見がない。何か撮らされている感じなのだ。帰ってきてもっとナノハナを強調するべきだったと思った。全体の景色に圧倒されて、主題があいまいになってしまった気がする。
これは、中山高原から大町市内に向かって三ケ日トンネルを抜けたところでの撮影。電柱も家も写っているが、田植えの終わった田んぼに映る爺ヶ岳というところで、こっちの写真のほうがホッとする部分がある。
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