落語あるいは落語家論 その四
落語はテレビの演芸番組に登場する芸能ではもはやありえない。NHKの教育テレビでじっくり時間をとって放送してもらいたいところだが、今、しっかり放送しているのは、TBSだけだからなさけない。
では、落語はもはや滅び行くかとそうではないだろう。「落語ファン」は、それなりに存在するだろう。私は、インターネットが落語の発展に寄与する可能性があると思う。現実に、インターネットで落語をみたり買ったりする試みが始まっている。特に、二つ目くらいの落語家のものは、無料で聞けるものがある。これからの落語家は、自分でホームページくらい立ち上げてそこで、自分の落語を配信すればいい。自信があれば有料にすればいい。それは、音楽の世界では、無名のアーティストがそうやって自分の楽曲を提供しているではないか。
テレビというメディアにこだわる必要はなくなって来ているとおもうのだが。
きょうは、雪降り。寒い一日だった。今日の一枚は、前に、善光寺で撮った鳩の写真。 たまには、こういうスナップもいいかな。
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本「落語家論」…
(ちくま文庫、柳家小三治) ※ 文庫版を手にとってくだすったみなさんへ 紅顔の噺家諸君! ある噺家の構造 あとがき 解説 小沢昭一 小三治師匠が、 (more…)
トラックバック by 富久亭日乗 — 2008/1/27 日曜日 @ 21:35:35