2010/1/4 月曜日

初シャッター

Filed under: 今日の一枚, 写真談義 — kurasan @ 20:04:46

 正月休みは、例年、妻の実家に出かけたりして、ゆっくり写真を撮りに行く暇がない。今年は、娘も亭主を連れて帰ってきたので、いよいよ出かける時間がない。夏なら朝飯前に行ってくるくらいはできるのだが、今は、日の出が7時くらいだから、それから活動するとなると、遠くにはゆけない。

 それでも、何か撮りたいという意思だけは持っていて、雲上殿まででかけたが、曇っていて、なかなか被写体が発見できない。雲上殿の写真や私が住んでいるところの氏神である駒形弓神社などを撮った。一眼レフを買った当初は、神社仏閣を撮るのがテーマだったが、いつのまにか自然写真にテーマが移ってしまった。しかし、神社仏閣に対する興味は、なくなったわけでなく、車を運転していて神社をみつけ、駐車ができるとなるとたいてい寄ってお賽銭をいれてくることとしている。お寺の場合、住職の住環境と一緒で入りづらい部分もあるが、神社はそれがなくていい。

駒形弓神社

雲上殿

 神社だと二礼二拍手一礼をしてくる。人がいるとちょっと照れくさいが、作法だと思っていたら、今読んでいる「神道とは何か」(鎌田東二)という本によると明治時代になって、政府によって決められたもののようだ。仏閣だと、仏がわかっているときは、「南無阿弥陀仏」とか「南無観世音菩薩」とか「南無不動明王」というように「南無」をつけて、一言唱えるだけにしている。困るのは、曹洞宗の寺などで、特に賽銭箱が用意されていないと、どうしていいか迷ってしまう。

 あんまり私は、願い事は唱えないようにしている。それでも、山で祠や小さな神社があると、「熊に出会いませんように」というお願いはついしてしまう。でも、祈るというのは気持ちのいいもんだ。

 雪が積もって

 何もない中で、無理して被写体を発見して撮ったのがこの写真。枝がアーム上になっていたのが造形的に面白いと思ったが、写真にしてみるとたいしたことがない。

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