金沢 その1
娘が結婚した相手の実家が金沢の近くなので、妻と二人で訪れた。金沢を案内していただいて、楽しい休日を過ごすことができた。もちろんカメラを持っていったのだけど、ネイチャーフォトばかり撮っている私には、勝手が違って感じた。
茶屋街は、東と西にあって、古い家並みが残っているので、観光場所になっているようだ。この近所でいえば、東御市の海野宿みたいものだろう。茶屋の中を入場料700円なりで見せてくれたけど、妻などは、「茶屋」そのものを理解できなかったようだ。私も、茶屋遊びなど当然したことがなくて、いいかげんな理解で、私の知識の大半は、落語から来ている。茶屋は、京都も有名だ。茶屋遊びを扱った落語は、上方落語に特化しているのではないかなと思う。「煙草の火」とか「たちきり」など茶屋遊びが舞台で、芸者、たいこもちをはべらせて遊ぶわけだ。江戸落語になると、郭噺になってしまう。茶屋は、郭に繰り込むまでのつなぎのような存在で、茶屋そのものを扱った噺はあまり思い浮かばない。「百年目」などは、そうだけど、たぶん上方のものを持ってきたのだろう。
金沢という町の古い魅力があるといえば言える。
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