なぞかけ
ねづっちにより、なぞかけがはやっている。古典的な言葉遊びだが、落語ファンとしてみればちょっとうれしい。家内などねづっちに感嘆の声を上げているが、咄家のかなりのものができるのではないかと思っている。事実、若い頃、池袋演芸場で林家こん平が出てきて、「今日は落語でなくなぞかけをしましょう」と言って、客席から次々題をもらって解いていったのを思い出す。後で考えると「どちらも・・・・・・・です」というように解いたのが多かった。ねづっちのを見てもそのように解く場合が多い。私は、こういう解き方はひとつの逃げだと思っている。ただ、自分でやってみるとなかなかうまくできない。やはり、シャレのセンス、地口のセンスが必要なようである。
落語ファンの私がうなったなぞかけは、おそらく古典的な名作なのだろうが、今でも忘れないでいる。
お葬式とかけて、うぐいすと解く
そのこころは、 なくなくうめにゆく
新聞とかけて、お坊さんと解く
そのこころは、 けさきて、きょうよむ
「整いました」というのは、ねづっちの作った用語だろうか。流行語大賞にノミネートされるかな。
きょうの一枚は、きのこの写真。木の幹に生えていて、見上げて撮ることができた。ふつうは、下にあるわけでちょっとおもしろかった。
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