kurasan-blog

　娘がフィアンセを連れて帰って来た。「最近、お父さん、ブログ更新していないね」と言われて、そういえば、９月も半ばになるのにアップしていないのに気がついた。娘といえども一人でもブログ見ていてくれたのかと、書かなきゃなという気になる。

　写真を撮りに行っていないわけではない。９月６日に出かけたのだが、疲れを感じて帰ってきてしまった。９月と言う時期は、私のフィールドとしている飯綱戸隠は、あまり目立った花も少なく、紅葉もまだなので、どこにゆこうかというあてができない。せめて、晴れるか霧でも出てくれるといいのだが、どんよりとした曇天では、湖の写真も撮る気になれない。

　ちょっと、河岸を変えようかと、妙高まで脚を伸ばしてみた。図書館から、「花かおる妙高高原」とかいう本を少し前に借りてきたことがあり、池の平や赤倉周辺の咲いている花を紹介してあったので、お花畑でもないかなと行って見たが、よくわからなかった。ガイドブックがないとわからないことが多い。上越市に行くと、本屋に入って地元のガイドブックがないのか見つけてみるのだが、見当たらない。新潟県のガイドブックはあるのだが、「上越」がないのである。

　初めて、苗名滝を訪れてみた。朝、６時ごろだったが、誰もいなかった。紅葉には早いし、新緑でもないから、カメラマンもいなかった。紅葉したら、カメラマンも押しかけるのだろうなと思う。

　きょうは、朝から曇りでしたが、友人の所に行っていたら晴れて来ました。雲の形がよかったので、思い立って飯綱に行ってみました。そば畑が満開のところがあり、太陽が西にあり、どうしてもハレーションを起こしてしまいます。太陽が隠れるまで待って、再び行ってみました。思っていたように空が焼けなかったのですが、雲の形がいいので、撮ってみましたが、空と畑の露出さが大きくてどうしようもありませんでした。やはり、ハーフＮＤを早く買わないといけないですね。

　ＲＡＷなので、いろいろいじってみたのですが、ＲＡＷには、引き伸ばしのときの覆い焼きみたいテクニックが使えないので、これがギリギリかな。

　朝写真を撮るのは、光が横から差すからというのが大きいのかも知れない。花の写真は、トップライトだと撮ってみてもおもしろくないのが多い。ところが花によっては太陽があたらないと開かないというのも多い。カタクリなんかはその典型だろうか。

　写真は、逆光だとよくいうけど、私もいつのまにか逆光の位置で写真を撮るくせがついてきている。なんでもない光景が逆光で取るとまったく違ったものに写る。

　この写真、湯の丸高原でスキー場で出会った。逆光を意識して太陽に向かって歩いていったら、露がキラキラと輝いていた。きれいだった。その美しさをどうとったらいいか何枚か撮ったのだが、今もわからない。プロの人ならどう表現するのだろうか。

　コオニユリも夏の花の定番。オニユリとどう違うのかわからない。オニユリは、栽培種で、コオニユリは、野原に生える自然種くらいに思っていたら、オニユリには、葉の付け根にむかごという紫の玉があるのでそれで区別するのだそうだ。

　百合は、目立つ花で、一本でも絵になる。

　ヤナギランは、私にとって夏の花の定番である。今頃の時期は、どこの高原でも見かけるが、妻の実家から近い湯の丸高原は、群れて咲いていて有名である。お盆には必ず行くのだが、朝日が昇る前に家人が寝ている間に湯の丸までひとっ走りして、朝飯前に写真を撮ってくるのようになっている。

　この写真は、先日久しぶりで訪れた戸隠スキー場のもの。ヤナギランは、ピンクがきれいで大好きな花だが、なかなかその魅力を写せない。