詩的ということ
きょうの写真は、少し前に携帯で撮ったものです。携帯の写真は、(一眼レフデジカメもそうですが)パソコンで確認するまでどう撮れているかわからないのですが、これは面白い写真になったと思った一枚です。じつは、詩か俳句でも付けられないかなとしばらくそのままにしていたのですが、詩というものは、考えてできるものでなくて、一つの言葉を核としてさっと言葉が結晶するようなところがあって、この写真を見ていてもそういうことはなくて、でも、なんとなく気に入った一枚です。「詩的」と呼べないかなと思いました。
そういう観点で写真というものを見るのもいいのではないでしょうか。プロの写真を見ても、きれいだなと感じても、「詩的」な感じを受けないものも多い。そういうものは、絵画的とでも呼ぶのでしょうか。一方、イメージが先行した写真を「詩的」とよんで分類することはできないかなとちょっと思うようになりました。「絵画的」よりも「詩的」な写真をめざしたい気がします。
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