kurasan-blog

　光回線の契約をＮＴＴからＫＤＤＩに変えることとした。明日工事に来るというので、半日休むこととした。ちょっとこころの余裕ができた。

　先日、戸倉のセツブンソウの群生地への道すがら、まんさくの木が２本植えられていて、花が咲いていた。まだ、小さな木で花もまばらだったが、どこかでお目にかからないものかと思っていたまんさくだったので、うれしかった。

　丸山薫の詩にまんさくの花を題材にした詩があり、若い頃読んで、ずっとこころに止まっていた。丸山薫が疎開だろうか東北で教鞭をとっていたときの詩で、詩集を引っ張り出して見たら、「白い自由画」というタイトルだった。後半の部分を引用しておこう。

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　私はその一枚の空を

　淡いコバルト色に彩ってやる

　そして　誤って

　まだ濡れている枝間に

　ぽとり！と黄色を滲ませる

　私はすぐに後悔するが

　子供たちは却ってよろこぶのだ

　「ああ　まんさくの花が咲いた」と

　子供達はよろこぶのだ

 前の書き込みの日付を見たら、先週書き込みしなかったんだな、すこし感覚が空いちゃったんだなと思いました。最低でも一週間に一回は書き込みたいところです。といっても、写真を撮りに行かないのだから、アップする写真がないのも事実で、日常のスナップショットと思って、コンパクトカメラをポケットに入れて会社に行くのですが、行き帰り車で、たいした距離でもないので、撮りようもありません。

　写真共有サイトのPHOTOHITOというのがあり、会員登録しちゃいました。会社の昼休みにアクセスして見ています。少しは、写真もアップしなければと会社で手に入る自分の写真といえばこのブログの写真なので、このブログの写真を何枚かアップしました。コメントが付くことはほとんどなくて、自己満足の写真なんだなと思います。

　でも、他の人のも、私が共感するのがそれほどないわけで、感性というのは人によって違うものだと思いました。

　きのうは、戸倉までセツブンソウの写真を撮りに行ってきました。雪がまだ残っていて、雪と組み合わせて何枚も撮ってみました。おととしのと比べてみたいと思います。

　　先週は、暖かさに誘われて車を走らしたが、季節のかわり目で、花はまだだし、といって冬の情景でもないしと結局信濃町まで行ってそばを食べて帰ってきたようなものだった。それはそれでいいのだと自分に言い聞かせてる。

　春の訪れを写真にできないものかというテーマで写真を撮った。当たり前の平凡な写真で、どう撮ったら春が来た喜びを表現できるのかわからない。でも、そこを表現できるようにれればと思う。とりあえず雪解け3題としてアップしておこう。

　実は、こにアップした写真を会社でダウンロードして壁紙にして、仕事をしながら、眺めるのである。