雪中梅
3月28日。やっと週末。天気予報は、晴れるはずであるが、雪のマークも見られた。きのうは、もうすぐ4月だというのに雪降りだった。うまくゆけば、梅に雪が積もっている写真を撮れるはずと、信州新町の梅園をめざした。5時半ころ出たけど、もう明るい。これからは、太陽との早起き競争となりそうだ。
信州新町のろうかく梅園には前も一度訪れたが、このときは、たいした写真も撮れなかった。着いてみると雪も上がって日が差し始めているではないか。誰もいない。陽が差して雪が溶けてしまったらチャンスは終わりとばかり気があせるがなかなか思うようには撮れないものだ。
雪中梅という文字が頭に浮かぶ。まだ飲んだことがない「越の雪中梅」である。どのようにそれを表現しようかといろいろカメラを向けて見るが、梅も白だし、雪も白。それにそれほど積もらなかったせいか目立つほど花に雪がかぶっていない。木の枝にある雪と花を対象にして表現しようとしたが、そうなるとどこにカメラを向けていいかわからなかった。
紅梅もあったので、彩りを添える意味で紅梅と白梅とを組み合わせていろいろ撮ってみたが、当初の「雪中梅」から離れてしまったなと、地面に積もっている雪を意識して撮ってみた。
このころになると日が少し高くなったが、雲も厚くなって陽がさしたり曇ったり。それに、雪が舞うなど条件がいろいろ変わるので、それにあわせて、ウロウロした。
カメラマンも一人来ただけで、たっぷり時間をかけて撮ることができた。
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