鹿島アントラーズ優勝
しばらく書かなかった。新しい写真を撮らなかったことによる。11月23日以来だなと思ったら、11月23日は、長野市のえびす講の花火の日で、ベランダで写してみたのを思い出した。シャッタースピードをいろいろ変えて撮ってみたがろくな写真がなかったので、すべてボツと思っていたが、今日、鹿島アントラーズがJリーグで優勝したので、お祝いにアップすることとした。
私は、サッカーについては何も知らなかったが、Jリーグ発足にあわせて見るようになった。地域に根ざしたチーム作りをモットーにJリーグが始まった。オープニング第1戦は横浜マリノスと東京ベルディの試合で、この2チームが中心だった。特に、東京ベルディは、読売系で野球の巨人のようなイメージでスター選手をそろえていた。地域性を考えたとき都会ではない鹿島をホームにしたアントラーズに興味が湧いた。そして、アルシンドやジーコの活躍をみているうちにファンになって行った。
その後の鹿島の躍進は、すばらしく、いつのまにかJリーグを代表するチームになったが、私がファンになったのはけっして強いチームだったからとはいえない。エースの柳沢が富山出身で、北信越として同じ地域の意識があったことにもよるかもしれない。
今は、浦和レッズが、野球のジャイアンツのように財力にものを言わせてスター選手を集めているが、今年も優勝できなかった。野球以上にサッカーは、チームプレーのスポーツであるというのがよくわかる。今の鹿島には、日本代表のレギュラーは内田しかいない。小笠原とか本山とか名の通ったスター選手もいるが、とびぬけた選手がいるチームではないことは確かで、それでいて一人一人のレベルは高い。強さの裏にスカウトの目の高さを感じる。
一方、今年のJリーグの残留争いに目を向けると、ベルディは降格。ジュビロは入れ替え戦というひと昔前では信じられない結果である。両チームをつぶさに見ていないのでなんともいえないけど、チーム作りに対するポリシーの欠如ではないだろうか。鹿島は、徹底的にブラジルである。ジーコが背後にいるのか監督はブラジルから連れてきて、その監督のもとに来るブラジル人が活躍する。ブラジル人がダメな年は、チームも低迷する。ジュビロの場合、監督がいろいろと変わる。それもちょっと名前の通った人を連れてくる。方針がはっきりしていない。そして、スター選手が活躍しすぎたために若手があまり育たなかった。ベルディは、弱くなったらさっさと読売は手を引いてしまった。その後、有望な若手を育てる感じがあまりしないのである。有名なベテラン選手を一人か二人つれてきたから強くなるだろうという発想ではないだろうか。
来年は、山形がJ1入りする。地域のチームが出てくることは実に喜ばしい。ジュビロと仙台の入れ替え戦は、なんとなく仙台を応援してしまうのである。わが長野市のACパルセイロ。J2の道のりもほど遠いけど、頑張って欲しい。といっても、写真を撮るのに忙しくて一度も応援に行ってない。反省。
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