2008/12/28 日曜日

今年一年を振り返って 秋

Filed under: 写真談義 — kurasan @ 13:57:05

 この秋は、戸隠の古池と飯山の茶屋池くらいしか行ってないかなと思ったら、このブログを見ると一度大町方面に出かけている。このときは、紅葉はまだ早く、ほとんど写真を撮らずに帰って来た。

木崎湖

 また、11月になって、信州新町の不動滝から小川までぐるりと走ったが、このときも走った割にはこれと言った写真が撮れなかった。

信州新町不動滝にて

 秋は、紅葉がテーマで、栂池から始まって少しずつ標高の低いポイントをめざせば毎週紅葉の写真を撮りに行く場所はできる。最後は、雲上殿だったり、小丸山公園だったり、近くの紅葉を撮影するわけだが、今見ると紅葉そのものを撮影した写真のほうが風景として、紅葉を撮影したものよりいいものが多い。それだけ、紅葉の風景は、天候とマッチしないと難しい感じがする。紅葉の名所ばかり行かないで風景として撮るにしても、「秋」はいろいろな形で撮れるのではないかと思う。

 

 

2008/12/22 月曜日

今年一年を振り返って 夏

Filed under: 写真談義 — kurasan @ 21:17:10

 どこまで春でどこまでが夏かという線引きは難しいが、写真を見ていると季節が移り変わってゆくのがよくわかる。

 今年の夏は、あまり遠出をしないこととして、それでも行った事のないところに行ってみた。一つは、戸隠の古池で、黒姫山の上り口だが、車を置いてから少し登るので、鏡池のようにカメラマンであふれかえることがないようだ。池としては、鏡池よりも平凡だが、ロケーションがすばらしい。正面に黒姫山があり、東に飯綱山、西に高妻山が見える。秋にも行ったが、これからも訪れて見たいところである。


ズミ  戸隠古池にて

もう一箇所は、木島平のカヤノ平でニッコウキスゲの時期にあわせて行ったがもうひとつだった。ちょっと遠い。でも、山が深い感じがした。また、行ってみたいものだ。

 花をアップで撮ることはもちろんやっていたが、だんだん風景の中で花を撮りたいと思うようになっている。これは、なかなか難しい。花が咲いていればいいというわけでなくて、背景も問題になってくる。

 花のほかにも空におもしろい雲が出ていると撮ったりしている。


 飯綱

こういう写真がわりあい好きである。日の出の写真は多いが夕暮れの写真はほとんど撮っていない。これからは、夕から夜が新しいねらいになるかもしれない。

2008/12/21 日曜日

今年一年を振り返って 春

Filed under: 写真談義 — kurasan @ 16:40:36

 春の花といえばフクジュソウからというのが例年だったけど、今年は、セツブンソウから始まった感じ。去年、セツブンソウの群生地があると知ったのだけど、どこだかわからなくて、一年越しの対面となった。かわいい花で、群生していなければ見落としてしまいそうな花なのに、盗掘する人間がいるという。悲しい現実。今年は、人間だけでなく鹿の被害が叫ばれた。それも結局のところ人間が増やしたといえるのかもしれない。花を撮る私にとって、花のない美ヶ原など考えただけで悲しい。

セツブンソウ

 桜は、有名な桜はあまり撮りに行かなかった。高山村などにも天気があまりよくなかったこともあって行かなかった。それでいて、高田公園、臥龍公園などは行ったが。山桜に興味を持った。

 春から、ガソリンの高騰が始まり、飯綱、戸隠を中心に歩くこととして、白馬方面には行かなくなった。飯綱の大谷地を定点観測地点にして、毎月のように訪れるようになった。湿原の周りを一回りするだけなら10分くらいで歩ける距離で、ミズバショウ、ニリンソウ他いろいろな花を見れて春は、楽しい場所だ。

ニリンソウ 大谷地

 カタクリは、里島発電所しか取らなかったので、来年は、戸隠、飯綱町あたりに行ってみたい。それと、山を少し登って、山桜を撮れればいい。

2008/11/15 土曜日

日曜カメラマン

Filed under: 写真談義 — kurasan @ 20:56:55

 市立図書館から「信州美景全科 撮影ガイド」という本を借りてきた。本屋で見かけて買おうかとちょっと迷った本だ。桜の撮影ガイドとか紅葉の撮影ガイドとかいろいろ出ているのだが、たいていは全国版で買う気にならないのが、「信州」限定である。この本もカメラの棚ではなくて、地方の棚にあった。

 上條英雄という人が撮影したもので、長野県の有名な撮影地をほぼ網羅している。こういう本がでるとそういう場所はいっそうカメラマンが押しかけるだろうなと思う。天邪鬼な私としては、この本に載っている場所は避けたいという気持ちに駆られる。しかし、すばらしい写真ばかりである。この上條さんは、塩尻在住の方で、略歴にレストラン業のかたわら風景写真を撮り始めると書いてあるから、趣味が昂じて、プロになった人である。北信の写真だけを見ても、すばらしいシャッターチャンスの写真ばかりで、すごいなと思う。日曜カメラマンとは、意気込みが違うと感じる。

 おしまいの中橋富士夫との対談の中で、著名な写真家が信州をあまり撮らないし、撮っても桜の木を山も入れずに撮っているというところを読んで、同感だと思った。信州人から見るとひとつひとつの山に名前があり、愛着があるのである。飯綱山でも太郎山でも烏帽子岳でも、そこに住んでいなくても名前を聞くとなつかしいのである。この写真ガイドに写っている山は、アルプスがほとんどでそういう地元の山ではないが、信州に住んでいる人間が信州を撮るひとつの方向性を教えてくれている気がする。

カエデ  2008/11/15 長野市小丸山公園

2008/11/7 金曜日

りんごの写真

Filed under: 写真談義 — kurasan @ 20:32:59

 信州といえばりんごだから、りんごの写真を撮りたいものだと思っているが、なかなかいい場所にめぐりあえない。

りんごの樹は、作業がやりやすいように低いし、つっかえ棒などしていて、画になりにくい。りんごだけを撮ってもなんとも地味で、おもしろくない。柿のオレンジ色はバックが暗ければそれなりに映えるがりんごの赤は、難しい。小川村で鬼無里に向かう道沿いでりんご畑があり、後ろに爺ケ岳などが見えたので撮ってみたけど、もうひとつの感じ。これからもチャンスをもとめてゆきたいところだ。

りんご1

りんご2

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