2010/1/15 金曜日

ピクチャースタイル

Filed under: 写真談義 — kurasan @ 20:48:34

 先日志賀高原で撮ってきた写真を整理している。冬は、色がないので、スポット測光を使わず、評価測光にしているが、16GBというコンパクトフラッシュを買ったこともあり、露出をABEで3段階にして撮ってみた。帰って、パソコンに取り込んだら400枚以上あった。実質は、3分の1でよく、せっせと、削除をしている。この辺は、デジカメのうれしいところ。

 一眼レフデジカメの特徴とすると、RAWで撮ってきて現像できるのがすばらしい。樹氷の写真をピクチャースタイルを変えてみた。樹氷に日が当たって白く輝いているのを撮ってきたが、うまく表現できるかわからなかった。現像でコントラストを極端に強めたほうが樹氷の輝きが強調されていいようだ。キャノンには、ピクチャースタイルというのがあり、写真によって、現像パラメータをいろいろ変えて見られる。マニュアルで変えるよりも、このピクチャースタイルを使ったほうが、バランスよく変えられる気がする。

SNOW

 これは、SNOWというピクチャースタイル。スタンダードに対してコントラストが強調されている。

EMELALD

 エメラルドというピクチャースタイル。青をエメラルド色に変える意図があるのか。背景が独特な青になって、ちょっとおもしろい。

CLEAR

 クリアーというピクチャースタイルで背景のコントラストが極端に落ちて、樹氷が強調され、これが一番いいかなと思う。

 一枚一枚撮ってきた写真をこんなことをしていじくりまわすのは、楽しい。

2010/1/11 月曜日

志賀高原

Filed under: 今日の一枚, 撮影日記 — kurasan @ 21:01:59

 やっと朝から出かけられる状況になった休日。絶対晴れるだろうという信念で、家を出た。月が出ていたので大丈夫だろうと。

 めざすは、志賀高原。樹氷を撮れればいいと出かけた。道のところどころに空いた駐車スペースに泊めて、写真を撮った。平床付近で、白樺を撮り始めたら、笠岳に光が当たり、すがすがしい朝の光だ。

笠岳曙光

2010/1/9 土曜日

林家三平

Filed under: 今日の一枚 — kurasan @ 14:47:06

NHKBSで正月に「昭和なつかし亭」という寄席番組をやっていた。これは最近毎年やっていて、死んだ芸人の高座と現役の高座を組み合わせて一つの寄席番組にしている。中で、先代の三平と今のせがれの三平の高座を見た。

 今の三平のほうが、兄貴よりも噺家としては筋がいいようだ。

 先代の三平の高座は実際に何度も見ていて面白かったが、寄席でいろいろな落語の一つとして楽しめた。三平や今の円蔵の芸は、瞬間的に笑わせる芸で、20分と持たない。これを見ていて、今の漫才を考えた。昨年暮れのM1グランプリの決勝の模様をほとんど見た。 バンクブーブーが一番よかったので、彼らが優勝することに異存はない。この中でナイツが持ち時間がもっと長ければと言っていたが、同感なのだ。5分で客席が沸いてしまう芸が一番いいかというとそうではないのだ。三平の芸はそうだった。漫才にしても、かけあいの中で思わず笑ってしまう芸がいい。

 これは、まさに今のテレビの影響だろう。「レッドカーペット」なる番組があり、たいてい「大笑い」になるがちっともおもしろくない。芸人を量でこなして見せているだけで見ているとだんだん腹立たしくなってチャンネルを変えてしまう。中村仁美アナの笑顔だけが好きで見るが。「エンタの神様」も個性派芸人の登竜門的なところがあるが、奇を衒ったものがほとんどで、シロートの学芸会みたいだ。寄席芸ブームは、そろそろ終わる気がする。

 私が見るテレビ番組はあまりなくて、演芸番組は好きで見るが、「芸」と呼べるものを見たいものだ。

 雪が降るといろいろなものが一変するが、さて、どこにカメラを向けようかと考えると難しい。木の実に雪が積もっているとたいてい1枚は撮ってくる。

何の木?

 これは、桐の木だろうかちょっとおもしろくてカメラを向けた。

2010/1/6 水曜日

仕事始め

Filed under: 今日の一枚, 写真談義 — kurasan @ 19:51:28

 きょうから、仕事始め。会社では、社内で使うアプリケーションを組んでいる時間が多いが、今日は、眠かった。机の引き出しにいつもBLACKBLACKガムを入れておいて、眠くなると噛むようにしているのだが、きょうはちっとも効かなかった。メガシャキとかいうドリンク剤をテレビで宣伝しているので、一度試してみよう。一番いいのは、会社の周りをひとまわり歩き回ってくればいいのだろうが、そこは、宮使いの悲しさ、タバコを吸わない私は、トイレに立つくらいしか席を離れる理由がないので、困る。

 りんご畑

 きょうは、先日撮ったりんご畑の写真。坂中峠の手前で撮って見た。雪があると、当たり前の景色が絵になるときがある。この風景に出会ったとき、いいなと思ったけど、さて、どこを切り取っていいかわからなかった。そのへんが自分の限界かなとくやしいけど思ってしまう。この写真も平凡な一枚だと思う。ではどう撮ればよかったかを考えるために、アップしておこう。

2010/1/4 月曜日

初シャッター

Filed under: 今日の一枚, 写真談義 — kurasan @ 20:04:46

 正月休みは、例年、妻の実家に出かけたりして、ゆっくり写真を撮りに行く暇がない。今年は、娘も亭主を連れて帰ってきたので、いよいよ出かける時間がない。夏なら朝飯前に行ってくるくらいはできるのだが、今は、日の出が7時くらいだから、それから活動するとなると、遠くにはゆけない。

 それでも、何か撮りたいという意思だけは持っていて、雲上殿まででかけたが、曇っていて、なかなか被写体が発見できない。雲上殿の写真や私が住んでいるところの氏神である駒形弓神社などを撮った。一眼レフを買った当初は、神社仏閣を撮るのがテーマだったが、いつのまにか自然写真にテーマが移ってしまった。しかし、神社仏閣に対する興味は、なくなったわけでなく、車を運転していて神社をみつけ、駐車ができるとなるとたいてい寄ってお賽銭をいれてくることとしている。お寺の場合、住職の住環境と一緒で入りづらい部分もあるが、神社はそれがなくていい。

駒形弓神社

雲上殿

 神社だと二礼二拍手一礼をしてくる。人がいるとちょっと照れくさいが、作法だと思っていたら、今読んでいる「神道とは何か」(鎌田東二)という本によると明治時代になって、政府によって決められたもののようだ。仏閣だと、仏がわかっているときは、「南無阿弥陀仏」とか「南無観世音菩薩」とか「南無不動明王」というように「南無」をつけて、一言唱えるだけにしている。困るのは、曹洞宗の寺などで、特に賽銭箱が用意されていないと、どうしていいか迷ってしまう。

 あんまり私は、願い事は唱えないようにしている。それでも、山で祠や小さな神社があると、「熊に出会いませんように」というお願いはついしてしまう。でも、祈るというのは気持ちのいいもんだ。

 雪が積もって

 何もない中で、無理して被写体を発見して撮ったのがこの写真。枝がアーム上になっていたのが造形的に面白いと思ったが、写真にしてみるとたいしたことがない。

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