kurasan-blog

 ほとんど、撮影日記状態のこのブログだが、けっこう写真を撮っているのに書くのが間に合わない状態。私が写真を撮る理由のかなりの比重をこのブログのために撮っていて、記事にしないでお蔵になってしまった写真もかなりある。スナップショットは撮らないので、風景写真ばかりのブログになってしまい書くネタが写真談義になってしまうのは、ご容赦願いたい。

　さて、きのうの寒さは、異常としかいいようがない。前回に桜冬景色として、桜が咲いていて山が白くなっているのをめずらしいと思ってアップしたら、今度は大雪だった。

　この写真をみて、たいていの人は合成だと思うだろうな。

土曜日ということもあり、朝、善光寺に行ったら、案の定、カメラマンがたくさん来ていた。みんな考えることは同じなんだと思うけど、雪と桜の取り合わせはそれほど美しい光景ではない。桜が寒さに凍えている気がして、アップでそんな写真ばかり撮って帰ってきた。

　混むからという理由で敬遠してきた高遠にいく気になった。長野市周辺の桜は来週だろうからと桜が咲いている所というと南の高遠ということとなる。

　森のアンズも朝６時ころに行けば駐車場もガラガラだったから、６時半までに着こうと朝、３時半過ぎに家を出た。６時１０分頃現地に着いたのだが、公園の上り口から渋滞。多少歩くのは苦にしないので周辺の駐車場でもいいと思ったが、渋滞の列に入ってしまったので、公園の入り口まで行ったらすでに有料駐車場は満杯だという。ループ橋を下って、下の中学校の臨時駐車場に駐車。

　朝、７時だというのに公園の中はすでに人でいっぱい。屋台も営業していて、呼び込みの喧騒がすごい。

　花は、7分咲きくらいか、すばらしい。どちらを向いても桜ですばらしいのだが、さて、そのすばらしさを表現しようとすると難しい。

　これは、よく見かける桜雲橋の下から撮ったもの。とにかく、人がすごいので、人をいれずに撮ることなどできない。

　公園から西の方に白い山々が見える。木曾駒に連なる中央アルプスなのだろうか。残念ながら、北信以外の山はわからない。

　このあたりが、定番の撮影ポイントなのだろう。あとは、桜そのものを撮って帰って来たがそれなら高遠まで行くことないのにとも思う。

　土曜日が出勤で、日曜日は年寄りを図書館と買い物に連れてゆくとなると、写真を撮るのは近くということになる。天気はいい。里島発電所のカタクリを撮りにゆこうかなと思ったけど、丸子の国際音楽村のスイセンを撮りに行くこととした。といっても、夜、家族で外食することにしているので、のんびのもしてられない。１１時半くらいに出て、ナビどおりに高速を利用して行って帰って来た。

　お目当てはスイセン。写真のように一面に植えてあるのだが、まだ開花時期をずらしてあるのだろう。一面という感じでもなかった。ちょっと早かったかなという感じ。来週からは桜を追いかけるつもりなので、今シーズンの唯一のチャンス。

　ただ、風が強くて困った。ちょうどお昼ごろなので、光線ももう一つ。スイセンの花も向日性なんだというのが発見かな。

　きのうに比べて今日は、風が冷たく寒い。でもきのうはポカポカ陽気だった。松本城から安曇野に向かった。狙いは、ワサビの花なんだけど、結局大王ワサビ農場に行ってしまった。ワサビ田の向こう紅梅が咲いていて、いかにも春らしい光景だ。観光客も多くて、りっぱな観光地になっている。

　入り口の水車小屋の前では、もうアンズが咲いていた。水車小屋のわら屋根と組み合わせて、絵になっている。

　実は、大王ワサビ農場の近くにもワサビ田があり、そこでワサビの花を撮りたいと思っていたが、大王ワサビ農場を歩き回っていたらなんとなくくたびれてしまい、帰ってきてしまった。このへんの粘りがないが、安全第一。疲れを残さない程度に楽しむのがいいのだろう。

 市立図書館のロトウザクラが咲いた。咲くと必ずニュースで紹介される。長野市の春の訪れのバロメータみたいだ。他の花に先駆けて咲くので、まだ他に撮るものも少なく、ほぼ毎年撮りに出かける。去年は行かなかったけど。おととし、メジロを入れて撮ってもう少しうまく撮れないかと出かけてみた。

メジロ狙いだったが、着いた時2，3枚撮らせてくれたが、その後は、警戒して近くに寄ってくれない。動きが早く、止まる場所を決めて待つといってもまるきり近づいてくれない。着いた時すぐ撮ったのがこの写真だが、残念ながら、メジロにピントが合ってない。それでも、バックが青空で、ロトウザクラの華やかさも少しは、表現できたかも。

　しばらくしたら、もう少し大きい鳥が来た。帰ってから調べたらたぶんヒヨドリ。ヒーヨと鳴いてくれればわかったかもしれない。こちらは、一枚鳥にピントが合ったが、前の写真に比べると、枝が少なくて、ちょっとさびしい。うまくゆかないものだ。

　みんな、花の蜜を吸いに来ているのだろう。春になって、やっとありついたご馳走かもしれない。来年再チャレンジしよう。しかし、鳥を撮るのはほんとうにたいへんだ。鳥ばかり狙っている方に脱帽。