2010/6/28 月曜日

上高地撮影日記 5

Filed under: 撮影日記 — kurasan @ 20:22:15

 明神池からの帰りは、梓川左岸と呼ばれる道で、右岸に比べて見所は少ないようなことを聞いていたが、どうして、花を撮ったり、いろいろ撮影が楽しめた。上高地は、穂高と梓川が主役だろう。写真を整理しながらこうしてブログを書いていて、梓川をメインにした写真がほとんどないのに気がついた。

梓川澄流

 梓川の水は澄んでいて、薄く青く見える。この写真は、緑の木を主題にしちゃってる。

梓川

 この写真は、それでも川をメインにしているけど、まわりの景色の中の川である。

清流梓川

 小梨平からの眺望で、上流から少しずつ撮りながら下がってきたら、穂高に雲がかかってしまった。川をメインと考えると縦位置の写真がいいようだ。

梓川流れる

 河童橋から下流の梓川。こうやって、並べて見ると、山と川を並べた感じでもっといろいろ組み合わせたり、いろいろな光で撮っておくべきだった。

2010/6/27 日曜日

上高地撮影日記 4

Filed under: 撮影日記 — kurasan @ 18:38:45

 私は晴れ男を自認しているのだが、今回の旅行ほどそれを確信したことはなかった。停滞しているはずの梅雨前線が、大陸側の寒気団におされて下がった。そこで、乾いた晴天になった。週間予報ではまったくされていなかった天気だった。

上高地の定番穂高岳と梓川

 おかげで河童橋のすぐ上流でのこの上高地の定番ともいえる光景が撮れた。でも、あまりにもあちこちで見ているので感激が少ないんだよね。

明神池

 明神池に向けて歩き始めた。途中いろいろ止まって撮影したので、3時間かかった。普通に歩けば60分くらいのところなのだが。途中に岳沢湿原があり、レンゲツツジが咲いていた。

岳沢湿原

 明神池で昼食。明神橋を渡ったところで土手の上で休息。正面に明神岳が見える。対岸では、サルが観光客の後を追うように移動している。サルにはほとんどカメラを向けなかった。ちょっと怖さもあった。

新緑の明神岳

明神岳を休息をしながら撮ったが、やはり山は縦位置で撮らないと高さが表現できない。

風が心地よく、昼寝をしようと思ったが、重い腰を上げた。

上高地撮影日記 3

Filed under: 撮影日記 — kurasan @ 9:04:36

 上高地から家に戻って真っ先にやったことは、メモリデータをパソコンに移すことだった。写真を撮りにいったのだから、その写真が消えてしまえばなんのために行ったのかわからなくなってしまう。3日間で1500枚くらい撮るのかなと思っていたら、1000枚に達しなかった。一日目が雨だったせいもあるが、体力的にもそうは撮れないというのがわかった。

 二日目は、夜星が出ているのを確認していたので、朝、大正池まで行く予定でいた。ホテルから2.6Kmくらいあるので30分かかる。往復するとくたびれちゃって昼間歩くのに差し支えるかななんと思っていた。朝食に間に合うかななどと思っていたら、ホテルの人が帰りに、帝国ホテル前までバスに乗ると近いと教えてくれたので、携帯の目覚ましを朝4時にかけた。

 4時に目を覚ますともう明るい。日が昇る前に大正池に行かなければと急ぎ足で急いだ。前の日、田代池まで行ったが大正池まで下見で足を延ばしておくべきだったと反省した。

それでも、陽が登るまでには間に合った。

焼岳曙光

大正池の夜明け

 気温が高くて湖面にモヤがかかっていなかったが、やっぱり写真は朝だ。5時までゲートが閉まっていて外からはそれ以降でないと入ってこれないそうで、朝の写真を撮るとなると上高地に泊まる必要がある。来てよかったとつくづく思った。

朝の大正池

朝の大正池2

 梅雨の真っ只中のせいか他に三脚を持って写真を撮りに来ている人はいなかった。穂高岳もきれいに見えた。大正池の撮影ポイントは、2箇所のようだ。上が途中の川岸から、下が観光ポイントになっている場所からだが、陽が登るにつれて雲が目立つようになってきたので戻ることとした。

2010/6/26 土曜日

上高地撮影日記 2

Filed under: 撮影日記 — kurasan @ 7:49:57

 今まで泊りがけで撮影に行ったことはない。朝、4時ごろ起き出していっても夜明けころの写真は撮れたからだ。といって、信州以外の場所はあまり興味がない。還暦祝いというより定年記念の今回の旅行だが、信州人として生まれて60年なのに上高地を知らないというのもちょっと恥ずかしい気がした。他の観光地は車で入れるが、上高地はできない。朝の写真を撮るのに現地に泊まらなければいけないわけで、迷わず上高地を選択した。今回も写真は、朝、夕だなと実感した。もっとも、私は、夕暮れの写真をほとんど写していない。朝出かけると昼ごろにはくたびれて帰って来てしまうから。夕方に出かけてやろうかとも思うが、暗い山道は車を運転するも危険も多いので、つい敬遠してしまう。

 泊りがけだとそこはある程度解消される。

 夕暮れ

 ホテルでゆっくりと食事を撮って部屋に帰って窓から見ると東の空が赤く焼けている。トレッキングシューズの靴紐もいい加減にしばり、田代橋まで走って行って撮ったけど、もう遅かった。すぐに赤みは消えて言った。上高地では、夕方東の空が色づくのだという。くたびれて8時過ぎにはベッドに入り寝付いたが、1時くらいにめがさめてしまって眠れない。窓を開けてみると月が沈む前でうっすらと光が残っている。長時間露光というのをやったことがなかったので、何枚か試行錯誤して撮って見た。パソコンで大きくして見ると、ノイズというよりドット抜けなのか星でもないのに光があちこちに見える。でも、面白い。星もちゃんと写っている。実は、これに味をしめて次の日もやってみたが、このときは月が沈んでしまって光がなく、うまく撮れなかった。梓川も見えるし、月明かりの撮影というのは面白そうだ。

 

夜ホテルの窓から

2010/6/25 金曜日

上高地撮影日記 1

Filed under: 撮影日記 — kurasan @ 21:34:00

 上高地に行ってきた。大阪の娘に写真はブログにアップするからということにしたので、日記風に写真をアップしよう。

 一日目は、結構強い雨で始まった。きのうの天気予報では松本方面は、北信や南信ほど降らないということだったので、予定通り、5時半ころ家を出る。ローソンで、朝飯のハンバーカーと昼飯のおにぎりを買って一路松本へ。ところが、松本も同じ降り。沢渡に行ったらすごい降り。途中のダム湖で撮ろうかなんて思っていたのだが、それどこではない。駐車場に入れて駐車料金を払いに行ったら、タクシーの運ちゃんがいて「2000円でいい」という。バスで大正池で降りて後は歩く予定だったから、少し迷った。大正池で止まってくれて写真を撮ったが、雨がすごくて写真にならない。バスターミナルまで乗せてもらったが、さすがの雨かほとんど人がいない。荷物を預けてカッパを着て、傘をさして雨の中を歩き出した。

雨に煙る梓川

雨のウワズミザクラ

 雨だって、被写体はいくらでもある。バスターミナルから、田代橋まで、あとで歩いたら10分くらいの距離を1時間くらいかかった。

レンゲツツジ咲く

 田代池まで行ったら雨が上がった。写真機材は、4Kgくらいあり、くたびれてきた。このとき、タクシーの運ちゃんが車のそばまでタクシーを持ってきたので、昼飯用に買ったおにぎりを車の中に置いてきてしまったのに気がついた。しかたがないので、バスターミナルへ戻って、カツ丼を食った。泊まるホテルは、対岸の清水屋ホテルだが、河童橋を回って行く事にしたが、預けた荷物も背負ったのでけっこう堪えた。始めは大正池から歩く予定だったから、よかったと思った。

 チェックインを3時にしていたので、ちょうどその時間にホテルに到着。くたびれちゃって、あとは出る気にならず、温泉に入ってゴロゴロ。ここのところ会社の行き返りに歩くことすらなく足が弱っているなと感じた。

2010/6/21 月曜日

のんびりゆこう

Filed under: 今日の一枚, 撮影日記 — kurasan @ 22:11:40

 上高地といっても、曇っていて穂高などが見えなければ、そこいらにある湿原と同じようなものかもしれないと思う。わざわざ高い宿泊料をかけてとも思うのだが、還暦祝いの休みなのだと思っている。くたびれたら、ホテルに帰って、窓から梓川の流れを眺めているだけでもいいではないか。

 一日目は、大正池で降りて、ホテルまで歩く。60分くらいの行程だが、写真を撮りながら行くと、3時間はかかるだろうなと予定をしている。

 二日目は、徳沢まで行けたらと思うが、くたびれたら、明神池まででもいいやと思っている。朝、4時くらいから、写真を撮る予定だから、昼過ぎるとたぶんくたびれてしまうだろう。

 三日目は、まだ決めていない。天気次第でいろいろ変わるだろうから。

 きのう、大谷地で予行演習として、荷物をそのまま背負って、歩いて見た。普通に歩けば10分で歩けるところをいろいろ撮っていたら、1時間かかってしまった。

マムシグサ

 ふだん見慣れている林の中も、わずかな季節の違いで興味を引く。マムシグサを見つけた。

 でも、もっと興味を引いたのはシダ。いろいろ撮って見た。

シダ

シダ

 けっして、美しいとは言えないかもしれないが、こういうひっそりと生きる自然を撮るほうがいいのかなとちょっと考えされられた。

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