kurasan-blog

高気圧に覆われて晴れるのはわかっていたので、出かけること決めていると４時というと目がさめてしまう。もっとも、４時でも明るいが。

　大町スキー場という営業をやめたスキー場の一部にナノハナを蒔いて、背景に後立山連峰が見えるというシチュエーションだというのを聞いていたので行って見た。例によって、カメラマンだらけなのは、それだけ有名な撮影ポイントということだろう。ただ、スキー場にありがちなのだが、電線が入ったり電柱が入ったりで、あまりいいポイントがない。

この写真の位置にカメラマンが集中するのはそういう意味なのだろう。絶好の晴天で、実にいい景色なのだが、私は少しつまらなくなってきた。絵葉書写真という悪口があるが、まさにそんな感じ。観光パンフレットを撮っているような気分で発見がない。何か撮らされている感じなのだ。帰ってきてもっとナノハナを強調するべきだったと思った。全体の景色に圧倒されて、主題があいまいになってしまった気がする。

　これは、中山高原から大町市内に向かって三ケ日トンネルを抜けたところでの撮影。電柱も家も写っているが、田植えの終わった田んぼに映る爺ヶ岳というところで、こっちの写真のほうがホッとする部分がある。

　今日の午後６時３９分に初孫が誕生しまして、産院で顔を見てきました。会社の帰りでカメラを持っていなかったのが、不覚といえば不覚。

　元気に育って欲しいものです。

　男の子なので、こいのぼりの写真。

　きのう撮った小布施での写真。写真にならないとは思ったものの、孫が生まれるとわかっているので、ついこいのぼりにレンズを向けてしまった。

　こっちは、今月１０日に、高遠の帰りに撮った写真で、辰野町は下の娘の大学があったので、それなりに土地勘がある。こちらは、桜が早すぎたし、小布施はもう遅かった。むずかしいものだが、こいのぼりが写っていればよしとしよう。

相変わらず、桜を撮り続けている。今年は、天気がおかしくていつもの年より遅れているようだ。その上寒いから花も長持ちしている感じがする。

今週末はどうしようかなとインターネットで調べてみた。中野方面はまだのようだ。飯綱町もまだ。白馬や高山は当然まだ。ということで、前から行って見たかった陸郷に行くことにした。池田町陸郷でナビを登録して行ったら違う場所に案内されてしまった。私のナビではこの辺一体はデータがないようだ。それほど田舎ということか。

　小鳥が山桜の種を運んで山全体で一度に咲くようになって、西の吉野に匹敵するような景観だという。それほどでもないかと思うが、その写真を見てぜひ行ってみたいと思っていた。この写真にある黄色いナノハナが咲いているところがラベンダーで名が通っている夢農場である。白馬にも夢農場があるが、こちらは池田町の夢農場。そして、夢農場で撮った写真がこれ。

百科繚乱という感じで、すばらしい。ゆっくり歩けるスペース。山桜を背景に桜が植えられていてすばらしい。私も長野県の桜を撮り歩いて間がないが、ここが今まで行った中で最高だと思った。高遠の桜は規模はすごいが、自然を満喫した感じではない。要するに「花見」なのだ。城山公園や臥竜公園など他の有名な桜の名所は、ボンボリが似合う「花見」の名所で、風景として桜を楽しむ場所とは言いがたい。高遠にしても、花見として楽しむだけならあれだけの桜は必要ないのではと思う。一方ここは、山桜という地味な桜だが、景色がすばらしい。まさに、桜風景なのだ。信州の桜はこれだと思った。

　今は、桜が満開です。この時期は、朝、３０分早く家を出て会社に行かず桜の写真を撮りに行くことが多い。近くでは城山公園だが、雲上殿も桜が多い。今週末は、桜前線が少し高い位置に動くだろうから、そっちに行こうかなどと考えている。中野から飯綱町あたりに行ってみたい。開花状況はどうなんだろう。小布施あたりの桃は咲いたかな?

 ほとんど、撮影日記状態のこのブログだが、けっこう写真を撮っているのに書くのが間に合わない状態。私が写真を撮る理由のかなりの比重をこのブログのために撮っていて、記事にしないでお蔵になってしまった写真もかなりある。スナップショットは撮らないので、風景写真ばかりのブログになってしまい書くネタが写真談義になってしまうのは、ご容赦願いたい。

　さて、きのうの寒さは、異常としかいいようがない。前回に桜冬景色として、桜が咲いていて山が白くなっているのをめずらしいと思ってアップしたら、今度は大雪だった。

　この写真をみて、たいていの人は合成だと思うだろうな。

土曜日ということもあり、朝、善光寺に行ったら、案の定、カメラマンがたくさん来ていた。みんな考えることは同じなんだと思うけど、雪と桜の取り合わせはそれほど美しい光景ではない。桜が寒さに凍えている気がして、アップでそんな写真ばかり撮って帰ってきた。