桜というと須坂市は、長野市以上だろう。臥竜公園は、北信でも有数の桜の名所で、城山公園に行かない長野市民も須坂には行くことが多いと思われる。また、有名な一本桜もうまく宣伝している。
臥竜公園
須坂市の桜というと臥竜公園をまず思い出す。池の周りに桜が植えられていて、夜にライトアップされる。池に桜が映りこむところがやはりいい。今年は、天気が悪くて、雨を表現しようと臥竜公園に出かけたが、平日の昼間、雨模様なのに結構な人出だった。
大きなしだれ桜が2本あり、ボリューム感がすばらしく、県外からもカメラマンが訪れる。朝の光が逆光になるので、朝がいいのだろ思う。次に行くとすれば雨が降っていたり霧が出たりしているような条件のものを撮って見たい。
長妙寺のしだれ桜
大日方観音堂から近いので、カメラマンの行動としては同じようで、大日方観音堂で見かけた人とここでまた出会った。樹齢の古いのは、大きい方のしだれ桜で本堂の前にも一本あって、なかなかいが撮る位置がむずかしい。これは、寺の土蔵を入れて撮って見たけど、少し土蔵が新らしすぎるかな。
延命地蔵堂の桜
豊丘小学校の前にある。こうしてまとめてみると、どの桜も仏教施設の近くに植えられたもので、信仰のなせるものだとわかる。それなのにわれわれカメラマンは、桜だけに注目していて、反省する必要がありそうだ。大日方観音堂で、カメラマンがたくさんレンズを向けているので、ご婦人の一人から「観音堂にお参りに行きたいのだけど、行ってもいいかしら?」と相談を受けた。「遠慮なく行ってください」と答えたが、こうなると本末転倒である。