今年は、長野市内の桜が咲いた時期は、晴れ間がほとんどなく、終わる頃からゴールデンウィークまで逆に晴れるという状況でした。リタイアしてから、晴れると朝から撮影に行って、帰って来てからはボンヤリ過ごす日々か続いていて、いつどこに行ったかも写真を見ないとわからなくなってきているので、ここで撮影日記をつけるのがいいかなと思っている。それでも時系列にある程度まとめたいので、とりあえず桜に絞って、まとめてみたい。
長野市の中心市街地の桜を前の記事でまとめてみたので、今回は、山手の桜ということになる。
信州新町、中条、戸隠、大岡、鬼無里が長野市に合併したので、長野市の桜だけでも、かなり広域に撮り歩かないといけないので、毎日日曜日といっても、全部は歩き切れなかった。また、桜は種類がいろいろで、花期がまちまちなので、ぐるっと廻ればいいというわけでないので、数年かけて撮り歩く必要がありそうだ。
小田切、七二会、中条と小川村まで一つの山塊になっている。山の中腹を結んでいる道を撮影してドライブするのが楽しい。
塩生の巡礼桜
小田切の役場から、19号線に降りる道の途中に巡礼桜と呼ばれる古いエドヒガンザクラがある。色が濃く風格のある桜だが、下に看板があったり、遠くから撮ろうとすると道路看板があったりして、風景写真の素材には厳しい。観光資源として、考えてもいいような気がする。
七二会
七二会で有名な桜を知らないが、たんぼのあちこちに桜が植えられていて、田園風景としてすばらしい景観で、大好きな場所。
中条
七二会から中条、小川と山手を走る道路は、桜が咲くと必ず走る。道
が狭いのが難点だがすばらしいドライブコース。
今年は、鬼無里、戸隠はあまり撮り歩かなかった。芋井は近いので、行ってみたが、神代桜は、パスしてしまった。
芋井 軍足公園
芋井に軍足池(ぐんだりいけ)という池があり、公園になっている。この池の端にしだれ桜が植えられていて、また池を取り囲むようにヤエザクラが植えられている。もう少し桜が大きくなれば、立派な桜の名所となるだろう。ただ、予算がないのか池の近くの木橋などの施設が傷んでいて、桟橋もくさりかけていて、穴が開いている場所に写真のようにカラーコーンが置いてあった。風景写真の場合、人の目は、必ず人造物に吸い寄せられる。今年は、このカラーコーンのおかげで、満足いく写真にならなかった。