書くこと

IMG_5942リタイアしてから、1か月が経った。今は、家内が娘に孫が生まれたのでしばらく手伝いに行っているので、私は単身生活を送っていて、写真を撮りに行くこと、父の顔を見に老人ホームに行くこと以外に三食を作って食べることが、やらなければならないことで、他のことは、その日にやらなければいけないということはないので、まさに自由である。辞める前は、いろいろとやることを考えていたのだが、時間ができるとやらないものだ。
やろうとしていたことの一つに、「書く」ということがある。このブログを復活しようと思ったのも、思っていることをエッセーとして書いてみたいと思ったことにある。小説も書いてみたいところだが、これはしばらく練習しないといけないだろう。「人生論」なるものを前から書いてみたいと思っていて、少し書き始めたのだが、書くことそのものに慣れていないので、なかなか進まない。

「書く」というと、紙とペンというのが本来だろうが、今やパソコンを利用したワープロということになる。そのとき、保存をそのPCのハードディスクにしてしまうと、そのPCでしか続きを書けなくなる。そこで、外部ストレージサービスに保存ということになるが、数十ギガなら無料で提供されているので、どこに保存するか悩むほどである。とりあえずマイクロソフトのONEDRIVEに保存するようにしている。今度は、それを自分のPCにバックアップをしておく必要がありそうだ。

「書く」ということは、読者を想定してのものかというとそうでもない。少なくも死んだ後、読まれても読まれなくてもいいのだが、せいぜい家族に読んでもらえればうれしい。私の祖父は、死ぬまでの20年くらいの間に短歌を作っていた。広告チラシの裏に書き留められた短歌を編集して一冊歌集を作りたいとそれをしばらく持っていたが、くずし字を読むことができなくて、結局最後は捨ててしまった。ワープロを利用しておけば活字となるので、興味ある家族の目にふれることもあるだろう。詩集を編集して手作り製本ができるので、一冊は本の形として残せるのではないか。などと妄想は膨らむが、肝心の「書く」という行為をもっと自然のものとして、身に付ける必要がありそうだ。

 

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