Linuxサーバ操作管理編/(5)Viのカラー化

Last-modified: 2008-06-30 (月) 16:05:03 (5799d)

  • 「vi」エディタは、Linuxでは欠かせない標準ツールである。このカラー機能版がある。正確には「Vim」という別のツールだが、これをvi代わりに使うものである。
  • Vimについては、Wikipediaに詳しい解説があるが、単なるカラー化機能だけでなく、学習機能もあるようだ。 まぁ、ふつうにソース類を修正するだけも、項目別にカラー表示されると非常に助かるものである。
  • CentOSでは、標準では「vi」しかインストールされないので、vimについては追加の操作が必要になる。

Vimのインストール

ダウンロード

  • yumでインストールできると思ってトライするも、例によってコケる(^^;)。 急がば回れ! パッケージ名が悩ましい(^^;)
    [root@kuraric51 ~]# yum install vim-enhanced
    (主要部分のみ)
    Downloading Packages:
    (1/2): vim-common-7.0.109 100% |=========================| 6.4 MB    00:02
    (2/2): vim-enhanced-7.0.1 100% |=========================| 1.3 MB    00:00
    Running Transaction Test
    Finished Transaction Test
    Transaction Test Succeeded
    Running Transaction
      Installing: vim-common                   ######################### [1/2]
      Installing: vim-enhanced                 ######################### [2/2]
    
    Installed: vim-enhanced.i386 2:7.0.109-3.el5.3
    Dependency Installed: vim-common.i386 2:7.0.109-3.el5.3
    Complete!

エイリアス設定

  • いちいち vimで起動するのはわずらわしいので、viで vimが起動するようエイリアス設定を行う。
  • シェルを書き換えておく。当該ファイルは /root/.bashrc である。
    [root@kuraric51 ~]# cd /root
    [root@kuraric51 ~]# vi .bashrc
    ==以下の行を追加する==
    alias vi='vim'

カラー化による表示の違い

  • 例えば、スケジュール管理のファイル(/etc/crontab)を開いてみると
    • viのモノクロ画面
        mono

    • vimによるカラー化画面
        color

(2008/6/11)


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