[[Ubuntu]]
* winアプリを動かす [#s3a4ba45]
- もともとは、スクリーンキャプチャの軽いのを探すことで始めた話が、いつのまにかwinodws定番の「Irafaview」をubuntu上で動かすことになっていた。(2009/05/30)
#contents
* 画像処理ソフト「Mirage」 [#p3b324f6]
- 画像処理でやることといっても切り抜き(トリミング)程度がほとんど。も一つ、Linuxではpng形式が標準なので jpgに変換する必要がある。
- しかし、その程度の作業に「GIMP」を使うのは、切り紙にマサカリを振り回すようなものだ。画像ビューアにそれくらいの機能があっても良いと思うのだが、
- 少し軽いソフトを探してみると、「Mirage」が見つかる。これは一押し!軽量、高速な画像ソフトとある、DLはいつものhttp://appnr.com/
- 基本的にビューアだが、英語版なのが残念
メニューのEditに、Cropがあり、切り取り可能
Resizeでサイズ変更ができるが、%指定できないのは残念
* wineでirfanview [#w8cd6c8c]
- windowsでは愛用の万能画像ビュワー「Irfanview」のLinux版はないものかと、試しに検索してみると、ななんと、とんでもない記事が出てくる
-それが、[[「ubuntuでwineでIrfanViewを使ってみる」>http://d.hatena.ne.jp/yuyarin/20071128/1196187848]]だ。
- wineは、ubuntuでwinodwsアプリを動かすソフトであることはわかっていたが、最初にとても使い物にならんと見限っていた(^^;) 気を取り直して、再挑戦といく
** wineのインストール [#hdf90c36]
- [[ubuntuアプリの配布サイト>http://appnr.com/?search=wine]]からwineを再度インストールする
Wine Microsoft Windows Compatibility Layer
- ここまでは簡単なのだが、サテサテ
** IrfanViewのインストール [#t42ac33e]
- [[解説サイト>http://www8.plala.or.jp/kusutaku/iview/]]から日本語版のzipタイプをダウンロードする
最新版はver4.23で iview423j.zip
- あわせて、pluginのzipタイプを[[本家>http://www.irfanview.com/]]からダウンロードしておく
irfanview_plugins_423.zip
- まずプログラムのzipをホームフォルダーに展開する
/home/ezm/bin/iview423j/
- もしくは、解凍したフォルダーをそこにコピーしてもよい
ezm-Ubuntu:~/デスクトップ$ cp -arp iview423j/ /home/eizo/bin
- 次に、wineにインストールするのだが、なんとコマンドインストーラーをそのまま実行するのだ!
ezm-Ubuntu:~/bin$ wine /home/eizo/bin/iview423j/i_view32.exe
- エラーウィンドウで「日本語パッケージがない」とでるが、どうしてよいかよく分からないので、時に無視するが、これがハマる
** IrafanViewの設定 [#w4ea297d]
- 起動のためのスクリプトファイルを作成する
/home/ezm/bin/IrfanView
----
#!/bin/sh
IRFANVIEW="/home/eizo/bin/iview423j/i_view32.exe"
ROOT_DRIVE="Z:\\"
for arg
do
wine "$IRFANVIEW" "${ROOT_DRIVE}$(echo "$arg" | sed 's/\//\\/g')"
done
- viで作成しようと思ったが、どうも動きがおかしくてあせる。カーソルが合わない、Insertモードにならない等
- 考えたら、geditで作成しても何ら問題はなかった。そのまま、ファイル・ブラウザ(nautilus)を使って、指定先のディレクトリーにドラッグするだけ
- 実行可能にするのも同じ要領 右クリ、オプションから(詳細略)
- 続いて、同様に、ファイルとアプリの関連付けを行う
ファイル・ブラウザ(nautilus)で例えばjpgファイルを
右クリック->[プロパティ(メニュー)]->[開き方(タブ)]->
[追加(ボタン)]->[コマンドを指定する(文字)]->[参照(ボタン)]で
ダイアログが開くので、
先ほどの /home/eizo/bin/IrfanView を指定する。
先ほどの /home/ezm/bin/IrfanView を指定する。
- 必要に応じて、pngやbmpも変更するファイル・ブラウザ(nautilus)で
例えばjpgファイルを右クリック->[プロパティ(メニュー)]->
[開き方(タブ)]->[追加(ボタン)]->[コマンドを指定する(文字)]->
[参照(ボタン)]でダイアログが開くので、
先ほどの /home/yuyarin/bin/IrfanView を指定する。
先ほどの /home/ezm/bin/IrfanView を指定する。
** 日本語化 [#td49470c]
- これで、画像ファイルのダブルクリックから、IrafanViewが起動できる
- ただし、日本語化されていない、メニューは全部英語だ。laguage選択でもEnglishしか選択できない
- そもそも日本語版には Languages/フォルダ内にJaopanese.dllがあるのに、どうも、IrfanViewからはその場所が分からないようだ
- wineでインストールしたせいだろうが、どうすれりゃいいのだ!
- 試行錯誤だったが、その Languages/フォルダーを /home/eizo/bin/iview423j/配下にコピーして解決。ついでに、解凍した Plugins/ もまるごとコピーしておく
- 試行錯誤だったが、その Languages/フォルダーを /home/ezm/bin/iview423j/配下にコピーして解決。ついでに、解凍した Plugins/ もまるごとコピーしておく
** 文字化け対策 [#o88328bb]
- まだまだ続く泥濘みぞ! なんと、日本語がへん?? よく見ると漢字が全部とうふ(□)なのだ&br;
&ref(IRV-moji.jpg);&br;
- 慌てて検索すると、[[「Ubuntu〜Wineの文字化け」>http://plaza.rakuten.co.jp/walker8/diary/200905240000/]]がみつかった。要するに、wine側がフォントがないという話らしい
- どこに何があればよいのか!? wineはそもそものところ隠しファイルだったのだ
cd /home/eizo/bin/.wine/drive_c/windows/Fonts
cd /home/ezm/bin/.wine/drive_c/windows/Fonts
- で、Linux側から ttfファイルをコピーしてくればよいというわけ
ezm-Ubuntu:~/.wine/drive_c/windows/Fonts$ cp -arp /usr/share/fonts/truetype/ttf-japanese-gothic.ttf .
ezm-Ubuntu:~/.wine/drive_c/windows/Fonts$ cp -arp /usr/share/fonts/truetype/ttf-japanese-mincho.ttf .
ezm-Ubuntu:~/.wine/drive_c/windows/Fonts$ ls
ttf-japanese-gothic.ttf ttf-japanese-mincho.ttf
- 以上で、ようやく解決した!
- それにしても、すごいことだ。windowsアプリがUbuntu でそのまま動くなんて! もっとも、こんなにちゃんと動作するソフトは少ないそうだが。