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[[Welcome!]]
*OldMacの仮想マシン化 [#z64ae75c]
【目次】&br;
+ 仮想化の心
-- 何をしようというのか(^^;)
+ [[Basiliskを動かす]]
-- まずは、BasiliskⅡをXPで動かす
+ [[VistaでBasilisk]]
-- VistaでもBasiliskⅡが直接動く!
+ [[SheepShaverを動かす]]
-- SheepShaverをXPやVistaで動かしてみる
+ [[Mac miniでoldMac]]
-- Mac mini で Basilisk や SheepShaver を動かしてみる
+ [[Old Mac のデータ移行]]
-- OldMacのHDDからデータを吸い出してイメージファイル化
-- VistaとOSX間のファイル共有メモ等
* 仮想化の心 [#ufe146ac]
#contents
** 私が出会ったMacintoshたち [#t198cb5d]
- 最初に買ったMacは「ClassicⅡ」である。1990年頃で、PC9801がビジネス社会を席巻していた時代のこと。OSとしてのWindowsはまだまともに動いていなかった。インターネットもまだまだ先のこと。
- その後、1999年に初めてWindows98用の通販PCを買うまで、どちらと言えばMac派だった。
- 個人的には、LC520、1995年にPerforma6210と買い足し、会社の仕事でも8100AVやPowerBookを使っていた。まだ一人1台の時代ではなかったが、Macベースで社内LANがまじめに構築されようとしていた頃でもあったのだ。
- 個人的には、1998年 iMac(Rev.A ボンダイ)、2005年 Mac mini と購入が続く。
** 仮想化とは [#oec3d2f5]
- こうしたMacを大事に動態保存していたのだが、と言ってもめったに立ち上げるわけでもなく、単になかなか捨てられないだけのだが、、、
- さすがに寄る年波には勝てず、昨年ClasscⅡは「市松Mac」化して起動しなくなってしまった。8100AV もHDDドライブがよろよろでボディーを叩かないと立ち上がらなくなった。ディスプレイも流れるようになり、寿命が尽きはじめた。
- 処分する前に、何とかほかのパソコン上で動く形にしておきたい「仮想マシン化」と言うのが、今回の狙い。- なんといっても、わが青春の多くの労力と時間とお金を費やしてきた名残だから、箱庭的にでも動かせるようにしておきたいと言う、切なるノスタルジー(懸想)なのだ(^^)
- 処分する前に、何とかほかのパソコン上で動く形にしておきたい「仮想マシン化」と言うのが、今回の狙い。
- なんといっても、わが青春の多くの労力と時間とお金を費やしてきた名残だから、箱庭的にでも動かせるようにしておきたいと言う、切なるノスタルジー(懸想)なのだ(^^)
** Macエミュレータとファイル化 [#w51cad06]
- で、Macintoshエミュレータの登場となる。MacintoshをWindouws機上で動かすソフトはいろいろあるのだ。結構な歴史もあり、細々ながら改良も進んでいる。どちらかと言うとフリーソフトの世界だが。
- 今回使うのは、「BasiliskⅡ」と「SheepShaver」であるが、この2つエミュレータの使用区分は以下のようになる。
|MacOS|ソフト名| Mac CPU|実行OS|
|8.1以前|BasiliskII|68k|Win/Mac/Linux|
|8.6以降|SheepShaver|PowerPC|Win/Mac|
|OSX以降|PearPC|G3|Winのみ|
- OS9以前の機種が「OldMac」といわれるのだが、それをPCに移行するのが今回の目的で,作業ステップ としては2。
++ PC上で各エミュレータ(Basilisk と SheepShaver)が動作する環境を作る。
++ OldMacのHDDから中身を吸い出して、イメージ化する。
** エミュレータでも [#p501c591]
- OldMac当時と比べると、現在のPCは桁々違いのパワーなので、多少エミュレータが重かろうが、動きさえすればとんでもない高速Macが実現することになる。
- 最新のVistaで動けば文句内のだが、XPと比べるとまだ不安定な状況もある。今回は、仮想化WindowsXP上でエミュレータを動かすという形もとったが、全くストレスはなかった。
- Mac_miniのOS X上では、両方とも安定して動くので、まぁプラットフォームとして問題がないと思われる。今後、ソフトのバージョンアップやハードの高速化が進めば、仮想化環境はますます良くなるはずなので、まぁ最初が肝心と言うわけ。
** HDD吸出しは [#c6a2f635]
- 2つめのHDDの吸出しだが、これが結構難渋した。
- 本体が動けば何とかなると思ったが、ファイル共有がなかなか面倒だった。Mac_miniのOSXとの間でファイル共有できれば簡単なのだが、MacOS7以前の機種とはプロトコル(AFP)が変わっていて、直接通信できなくて参った。また、OldMac側は10Mbpsなのでやけに時間がかかった。
- HDDドライブだけ残っていても何とかなるかと思ったが、いかんせんSCSIインタフェースをPCで使う環境は消えかかっているし、MacドライブをPCでアクセスするのはきわめて困難。残してあった8100AVのHDDは、USB-SCSIケーブルを介して、iMac経由で吸い出してLANで転送と言う離れ業だった。
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- そんなかんなの記録と言うか、まぁ、こんな話どなたも興味ないと思うが、自分にとっては、処分する前の儀式みたいなもので、ようやく気が済んだということで(^^;)