#navi(CentOS51でバックアップサーバ)
*インストールと基本設定 [#k11d3017]
#contents
**ネットインストールとは [#q2aee7c0]
- サーバの基本構成は、言わずと知れたLAMPである。
-- L:Linux CentOS5 (最新版は,ver5.1に)
-- A:Apache httpd
-- M:MySQL
-- P:php
- まずは、OSのインストールであるが、今回は「ネットインストール」を試みた。定番の
参考サイト「[[CentOSで自宅サーバ構築>http://centossrv.com/]]」では、まったく触れられていない。たまたま、[[CentOS5をインストールしよう その1>http://mizushima.ne.jp/Linux/CentOS/CentOS-install1.php]]というサイトの記事を見つけて、へぇ~、こんなインストール方法もあるんだと興味を持ったもの。
- CentOS5のインストールCDは6枚組である。Linuxは無料なんだから、そんなことで文句を言ってはバチがあたるというもんだが、とはいえ半端ではない。ダウンロードして、CD-Rに焼いてを6回繰り返すわけだ。しかも、いったんインストールしてしまうと、アップデートやパッケージの追加作業は全部ネット経由で行うため、この6枚のCDは二度と使うことがないのだ。
-「ネットインストール」というのは、このCD作成の手間を省いて、いきなりFTPサーバからネットでインストールしまおうというわけである。とはいえ、起動用の「ブート・ディスク」だけは作る必要がある。大きな流れは、以下のとおり。
-- boot_image.iso(約7MB)をダウンロード
-- これをCDに焼く
-- このCDでサーバを起動
-- ネット環境等を設定する
-- 以下、通常のインストールプログラム(anaconda)が起動する
** boot_imageのダウンロード [#ya7ebc13]
- いつものとおり、[[理化学研究所FTPサイト>http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5/isos/i386/]]からダウンロードする。
CentOS-5.1-i386-netinstall.iso 25-Nov-2007 14:24 7.3M
&lightbox{lbimg/ftp_riken.jpg,net_install,270x240};
//#ref(ftp_riken.jpg);
//&lightbox{lbimg/ftp_riken.jpg,net_install,270x240};
&ref(ftp_riken.jpg,,60%,netinastall);&br;
** インストールの手順 [#d6662e5f]
- 最初は文字ベースのGUIで、マウスは使えないし、英語表示なので注意。
- 設定項目は、上記の[[CentOS5をインストールしよう その1>http://mizushima.ne.jp/Linux/CentOS/CentOS-install1.php]]を参考にする。
- IPアドレスは、自分のLAN環境に合わせること。
- ポイントは、ダウンロードしてくるFTPサイトの設定。
FTPサイト名に ftp.riken.jp
CentOS-4 i386ディレクトリを /Linux/centos/5/os/i386
- anacondaが起動すれば、今までと同じ。GUIで日本語表示になるので戸惑わない。ただし、ここから先はサーバ構築がメインなので、[[CentOSで自宅サーバ構築>http://centossrv.com/]]を参照する。
** エラー発生 [#b6db88e3]
- ファイルのダウンロードが始まってから、何度かエラーが発生して停止した。これはヤバイと思ったが、「再試行」を選んだら、問題なく進んで行った。
- CDで言えば、読み取りエラーみたいなものだと思うが、ネット上でも発生することはあるわけで、あきらめず再試行して正解だった。
- インストール完了まで約30分かかったが、まぁ、トータルの所要時間は短縮したと思う。
**インストール完了後の作業 [#m5d6ce06]
- あとは、いつものとおりだが、項目だけ整理しておくと
-- ユーザ作成
-- yum updateの設定と実行
-- パッケージ管理システム設定、SELinuxの無効化
- というわけで、この「ネットインストール」には、いたく感動してしまった。
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