oldMac のバックアップ(No.4)


Welcome!

OldMacの仮想マシン化

【目次】

  1. 仮想化の心
    • 何をしようというのか(^^;)
  2. Basiliskを動かす
    • まずは、BasiliskⅡをXPで動かす
  3. VistaでBasilisk
    • VistaでもBasiliskⅡが直接動く!
  4. SheepShaverを動かす
    • SheepShaverをXPやVistaで動かしてみる
  5. Mac miniでoldMac
    • Mac mini で動かしてみる
  6. Old Mac のデータ移行
    • OldMacのHDDからデータを吸い出してイメージファイル化
    • VistaとOSX間のファイル共有メモ等

仮想化の心

私が出会ったMacintoshたち

  • 最初に買ったMacは「ClassiⅡ」である。1990年頃で、PC9801がビジネス社会を席巻していた時代のこと。OSとしてのWindowsはまだまともに動いていなかった。インターネットもまだまだ先のこと。
  • その後、1999年に初めてWindows98用の通販PCを買うまで、どちらと言えばMac派だった。
  • 個人的には、LC520、1995年にPerforma6210と買い足し、会社の仕事でも8100AVやPowerBookを使っていた。まだ一人1台の時代ではなかったが、Macベースで社内LANがまじめに構築されようとしていた頃もあったのだ。
  • 個人的には、1998年 iMac(Rev.A ボンダイ)、2005年 Mac mini と購入が続く。

仮想化とは

  • こうしたMacを大事に動態保存していたのだが、と言ってもめったに立ち上げるわけでもなく、単になかなか捨てられないだけのだが、、、
  • さすがに寄る年波には勝てず、昨年ClasscⅡは「市松Mac」化して起動しなくなってしまった。8100AV もHDDドライブがよろよろでボディーを叩かないと立ち上がらなくなった。ディスプレイも流れるようになり、寿命が尽きはじめた。
  • 処分する前に、何とかほかのパソコン上で動く形にしておきたい「仮想マシン化」と言うのが、今回の狙い。- なんといっても、わが青春の多くの労力と時間とお金を費やしてきた名残だから、箱庭的にでも動かせるようにしておきたいと言う、切なるノスタルジー(懸想)なのだ(^^)

Macエミュレータとファイル化

  • で、Macintoshエミュレータの登場となる。MacintoshをWindouws機上で動かすソフトはいろいろあるのだ。結構な歴史もあり、細々ながら改良も進んでいる。どちらかと言うとフリーソフトの世界だが。
  • 今回使うのは、「BasiliskⅡ」と「SheepShaver」であるが、この2つエミュレータの使用区分は以下のようになる。
MacOSソフト名Mac CPU実行OS
8.1以前BasiliskII68kWin/Mac/Linux
8.6以降SheepShaverPowerPCWin/Mac
OSX以降PearPCG3Winのみ
  • OS9以前の機種が「OldMac」といわれるのだが、それをPCに移行するのが今回の目的で,作業ステップ としては2。
    1. PC上で各エミュレータ(Basilisk と SheepShaver)が動作する環境を作る。
    2. OldMacのHDDから中身を吸い出して、イメージ化する。

エミュレータでも

  • OldMac当時と比べると、現在のPCは桁々違いのパワーなので、多少エミュレータが重かろうが、動きさえすればとんでもない高速Macが実現することになる。
  • 最新のVistaで動けば文句内のだが、XPと比べるとまだ不安定な状況もある。今回は、仮想化WindowsXP上でエミュレータを動かすという形もとったが、全くストレスはなかった。
  • Mac_miniのOS X上では、両方とも安定して動くので、まぁプラットフォームとして問題がないと思われる。今後、ソフトのバージョンアップやハードの高速化が進めば、仮想化環境はますます良くなるはずなので、まぁ最初が肝心と言うわけ。

HDD吸出しは

  • 2つめのHDDの吸出しだが、これが結構難渋した。
  • 本体が動けば何とかなると思ったが、ファイル共有がなかなか面倒だった。Mac_miniのOSXとの間でファイル共有できれば簡単なのだが、MacOS7以前の機種とはプロトコル(AFP)が変わっていて、直接通信できなくて参った。また、OldMac側は10Mbpsなのでやけに時間がかかった。
  • HDDドライブだけ残っていても何とかなるかと思ったが、いかんせんSCSIインタフェースをPCで使う環境は消えかかっているし、MacドライブをPCでアクセスするのはきわめて困難。残してあった8100AVのHDDは、USB-SCSIケーブルを介して、iMac経由で吸い出してLANで転送と言う離れ業だった。



  • そんなかんなの記録と言うか、まぁ、こんな話どなたも興味ないと思うが、自分にとっては、処分する前の儀式みたいなもので、ようやく気が済んだということで(^^;)
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