CentOS51でバックアップサーバ/(1)ネットインストール のバックアップ(No.3)
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- 1 (2008-07-02 (水) 16:10:44)
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インストールと基本設定 †
ネットインストールとは †
- サーバの基本構成は、言わずと知れたLAMPである。
- L:Linux CentOS5 (最新版は,ver5.1に)
- A:Apache httpd
- M:MySQL
- P:php
- まずは、OSのインストールであるが、今回は「ネットインストール」を試みた。定番の 参考サイト「CentOSで自宅サーバ構築」では、まったく触れられていない。たまたま、CentOS5をインストールしよう その1というサイトの記事を見つけて、へぇ~、こんなインストール方法もあるんだと興味を持ったもの。
- CentOS5のインストールCDは6枚組である。Linuxは無料なんだから、そんなことで文句を言ってはバチがあたるというもんだが、とはいえ半端ではない。ダウンロードして、CD-Rに焼いてを6回繰り返すわけだ。しかも、いったんインストールしてしまうと、アップデートやパッケージの追加作業は全部ネット経由で行うため、この6枚のCDは二度と使うことがないのだ。
- 「ネットインストール」というのは、このCD作成の手間を省いて、いきなりFTPサーバからネットでインストールしまおうというわけである。とはいえ、起動用の「ブート・ディスク」だけは作る必要がある。大きな流れは、以下のとおり。
- boot_image.iso(約7MB)をダウンロード
- これをCDに焼く
- このCDでサーバを起動
- ネット環境等を設定する
- 以下、通常のインストールプログラム(anaconda)が起動する
boot_imageのダウンロード †
- いつものとおり、理化学研究所FTPサイトからダウンロードする。
CentOS-5.1-i386-netinstall.iso 25-Nov-2007 14:24 7.3M
インストールの手順 †
- 最初は文字ベースのGUIで、マウスは使えないし、英語表示なので注意。
- 設定項目は、上記のCentOS5をインストールしよう その1を参考にする。
- IPアドレスは、自分のLAN環境に合わせること。
- ポイントは、ダウンロードしてくるFTPサイトの設定。
FTPサイト名に ftp.riken.jp CentOS-4 i386ディレクトリを /Linux/centos/5/os/i386
- anacondaが起動すれば、今までと同じ。GUIで日本語表示になるので戸惑わない。ただし、ここから先はサーバ構築がメインなので、CentOSで自宅サーバ構築を参照する。
エラー発生 †
- ファイルのダウンロードが始まってから、何度かエラーが発生して停止した。これはヤバイと思ったが、「再試行」を選んだら、問題なく進んで行った。
- CDで言えば、読み取りエラーみたいなものだと思うが、ネット上でも発生することはあるわけで、あきらめず再試行して正解だった。
- インストール完了まで約30分かかったが、まぁ、トータルの所要時間は短縮したと思う。
インストール完了後の作業 †
- あとは、いつものとおりだが、項目だけ整理しておくと
- ユーザ作成
- yum updateの設定と実行
- パッケージ管理システム設定、SELinuxの無効化
- というわけで、この「ネットインストール」には、いたく感動してしまった。