winアプリを動かす のバックアップ(No.2)


Ubuntu

winアプリを動かす

  • もともとは、スクリーンキャプチャの軽いのを探すことで始めた話が、いつのまにかwinodws定番の「Irafaview」をubuntu上で動かすことになっていた。(2009/05/30)

画像処理ソフト「Mirage」

  • 画像処理でやることといっても切り抜き(トリミング)程度がほとんど。も一つ、Linuxではpng形式が標準なので jpgに変換する必要がある。
  • しかし、その程度の作業に「GIMP」を使うのは、切り紙にマサカリを振り回すようなものだ。画像ビューアにそれくらいの機能があっても良いと思うのだが、
  • 少し軽いソフトを探してみると、「Mirage」が見つかる。これは一押し!軽量、高速な画像ソフトとある、DLはいつものhttp://appnr.com/
  • 基本的にビューアだが、英語版なのが残念
     メニューのEditに、Cropがあり、切り取り可能
     Resizeでサイズ変更ができるが、%指定できないのは残念

wineでirfanview

  • windowsでは愛用の万能画像ビュワー「Irfanview」のLinux版はないものかと、試しに検索してみると、ななんと、とんでもない記事が出てくる
  • それが、「ubuntuでwineでIrfanViewを使ってみる」だ。
  • wineは、ubuntuでwinodwsアプリを動かすソフトであることはわかっていたが、最初にとても使い物にならんと見限っていた(^^;) 気を取り直して、再挑戦といく

wineのインストール

  • ubuntuアプリの配布サイトからwineを再度インストールする
    Wine Microsoft Windows Compatibility Layer
  • ここまでは簡単なのだが、サテサテ

IrfanViewのインストール

  • ネットで日本語版のzipタイプをダウンロードする
       最新版はver4.23で iview423j.zip
  • あわせて、pluginのzipタイプを本家からダウンロードしておく
     irfanview_plugins_423.zip
  • まずプログラムのzipをホームフォルダーに展開する
     /home/ezm/bin/iview423j/
  • もしくは、解凍したフォルダーをそこにコピーしてもよい
    ezm-Ubuntu:~/デスクトップ$ cp -arp iview423j/ /home/eizo/bin
  • 次に、wineにインストールするのだが、なんとコマンドインストーラーをそのまま実行するのだ!
    ezm-Ubuntu:~/bin$ wine /home/eizo/bin/iview423j/i_view32.exe
  • エラーウィンドウで「日本語パッケージがない」とでるが、どうしてよいかよく分からないので、時に無視するが、これがハマる

IrafanViewの設定

  • 起動のためのスクリプトファイルを作成する
    /home/ezm/bin/IrfanView 
    ----
    #!/bin/sh
    IRFANVIEW="/home/eizo/bin/iview423j/i_view32.exe"
    ROOT_DRIVE="Z:\\"
    for arg
    do
    wine "$IRFANVIEW" "${ROOT_DRIVE}$(echo "$arg" | sed 's/\//\\/g')"
    done
  • viで作成しようと思ったが、どうも動きがおかしくてあせる。カーソルが合わない、Insertモードにならない等
  • 考えたら、geditで作成しても何ら問題はなかった。そのまま、ファイル・ブラウザ(nautilus)を使って、指定先のディレクトリーにドラッグするだけ
  • 実行可能にするのも同じ要領 右クリ、オプションから(詳細略)
  • 続いて、同様に、ファイルとアプリの関連付けを行う
     ファイル・ブラウザ(nautilus)で例えばjpgファイルを
     右クリック->[プロパティ(メニュー)]->[開き方(タブ)]->
     [追加(ボタン)]->[コマンドを指定する(文字)]->[参照(ボタン)]で
     ダイアログが開くので、
     先ほどの /home/eizo/bin/IrfanView を指定する。
  • 必要に応じて、pngやbmpも変更するファイル・ブラウザ(nautilus)で
     例えばjpgファイルを右クリック->[プロパティ(メニュー)]->
     [開き方(タブ)]->[追加(ボタン)]->[コマンドを指定する(文字)]->
     [参照(ボタン)]でダイアログが開くので、
     先ほどの /home/yuyarin/bin/IrfanView を指定する。

日本語化

  • これで、画像ファイルのダブルクリックから、IrafanViewが起動できる
  • ただし、日本語化されていない、メニューは全部英語だ。laguage選択でもEnglishしか選択できない
  • そもそも日本語版には Languages/フォルダ内にJaopanese.dllがあるのに、どうも、IrfanViewからはその場所が分からないようだ
  • wineでインストールしたせいだろうが、どうすれりゃいいのだ!
  • 試行錯誤だったが、その Languages/フォルダーを  /home/eizo/bin/iview423j/配下にコピーして解決。ついでに、解凍した Plugins/ もまるごとコピーしておく

文字化け対策

  • まだまだ続く泥濘みぞ! なんと、日本語がへん?? よく見ると漢字が全部とうふ(□)なのだ
  • 慌てて検索すると、「Ubuntu〜Wineの文字化け」がみつかった。要するに、wine側がフォントがないという話らしい
  • どこに何があればよいのか!? wineはそもそものところ隠しファイルだったのだ
     cd /home/eizo/bin/.wine/drive_c/windows/Fonts
  • で、Linux側から ttfファイルをコピーしてくればよいというわけ
    ezm-Ubuntu:~/.wine/drive_c/windows/Fonts$ cp -arp /usr/share/fonts/truetype/ttf-japanese-gothic.ttf .
    ezm-Ubuntu:~/.wine/drive_c/windows/Fonts$ cp -arp /usr/share/fonts/truetype/ttf-japanese-mincho.ttf .
    ezm-Ubuntu:~/.wine/drive_c/windows/Fonts$ ls
    ttf-japanese-gothic.ttf  ttf-japanese-mincho.ttf
  • 以上で、ようやく解決した!
  • それにしても、すごいことだ。windowsアプリがUbuntu でそのまま動くなんて! もっとも、こんなにちゃんと動作するソフトは少ないそうだが。
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