Basiliskを動かす のバックアップ(No.2)
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- Basiliskを動かす へ行く。
- 1 (2009-08-21 (金) 14:12:04)
- 2 (2009-08-21 (金) 14:40:52)
- 3 (2009-08-21 (金) 14:40:52)
Basiliskを動かす †
まずは環境構成 †
- BasiliskⅡは、680x0系CPUのOldMacエミュレータである。
- MacOSの対応で言えば、7~8.1までで 手持ちの機種ではClassicⅡやPerforma対応なのだが、PerformaのCPUは「Power PC 630」なので、この辺の関係がよくわからないのだが?? まぁ、やってみることに。 (2009/07/20~)
- BasiliskⅡ関連の主要サイトは、
- 「Basilisk II Information」 まずは、基本となる日本語の解説サイト、他のMacエミュレータ情報についても詳しい
- 「E-Maculation」 英語版だが、丁寧な解説や豊富なsetup情報に加えて、最新版の本体ダウンロードが可能
- The Official Basilisk II Home Page 順序が逆だが、公式サイト。ただ、2001年にサポートが停止しているので注意
- BasiliskⅡ JIT版 現在は、ランタイムルーチンの改良を加えた後継のJIT版が主流になっている
基本構成 †
- ダウンロードしたBasiliskⅡのフルセットを解凍する。CDドライバやEthernetドライバが入ったものが基本。
- BasiliskⅡ本体(#3.#4から)
- JIT版の場合は、SDL 1.2 libraries や GTK+2 Runtime も必要(#4にリンクあり)
- Mac ROM
- OSインストールCD等
- Mac ROMについては、本体からの吸出しツールも添付されている他、インストールCDからの抽出方法なども解説されているが、基本的にMac本体を所有していることが前提条件になっているので注意。(とはいえ、根気よく探せば、あちこちで見つかるかも)
- 手持ちのMacを吸い出す場合はHDDをイメージ化すればよいが、新規にインストールする場合は、OSのインストールCD等が必要。ただ、MacOSの古い版についてはAppleが一般公開しているので入手可能。漢字Talk7.53やMacOS8.6のアップデート等が見つかる。
MacOS7.6 on VM-XP †
- まずは、BasiliskⅡ が動くかどうか。結果的に、VM-XP上では問題なく動いた。本体各Verごとの詳細については後述
- ただ、遭遇した問題点と対応策を整理しておくと、
GUI(設定ソフト)起動で、いきなりエラー「SDL.dll が見つからない」と出る。 †
- ネットでsdl.zipを見つけたが、これは古かったようでNG
- 「SDL-1.2.13-win32.zip」を入れたらOKに(#4でリンクあり)
- これを、c:\windows\sysytem32 にコピーする。
- SheepShaverの解説サイトで見つけたものだが、これがXP用だと思われる
起動はしたが、画面真っ暗 †
- CD-ROM用のドライバは問題ないようで、回転するも進まず
- VM-XPには、素直に、最新の「BasiliskII-1.0-0.3.win32.zip」を入れてOKに
CDドライブの指定 †
- CD用のドライバ(enabler)は、古くても問題なかった。ただ、GUI設定でドライブの指定があっていないとアクセスしない
- Available CDs を Installed CDs にしておく必要があった! 「MacOS 7.6」CDを使用して、ひとまず300MBのHDD環境を新規作成する
その他GUIの設定 †
- [Disk create]
- 時に、1GBで作成する
- [ROM]
- ファイル名は「ROM」(拡張子なし)でも何でもよい
- ただ、読み取りエラーが出たら、パスを確認、再指定すればよい
- [Memory]
- たっぷり 200MB を割り当てる
「OS7.6」をインストール †
- あっという間に完了、システム終了後にCDを抜いて再起動
- その後は問題なく動く、CDを入れればマウントする。「おばあちゃんとぼくと」をとりあえずコピーしたが、ちゃんと動く。
- Performaの本体HDDからのファイル移動については後述。
ROMファイル †
- OS起動だけなら問題ないが、Mac実機からEtehnetでAppleTalkしてファイル転送する必要があったので、対応ROMでないとまずい。
- Installing Basilisk II のROM情報に、現在流通しているROMの適否がリスト化されている。
- この中では、QUAD650.romが一番新しく適合性もよさそうだ。
Ethernet環境 †
- まず、ROMを「Quad650」に入れ替えてGUIを再起動
- 設定は、解説サイトの指示どおりに。DHCP利用なので、12桁のキーも入れる
- ただ、VMwareの設定でまたハマル、IPアドレスが取得できない。あれこれいじっているうちに解決したが、基本は同じだった。以下にしておけば問題ない。LAN内のIPアドレスが1個こ割当てられる
●「ブリッジ」物理ネットワークに直接接続 を選択
ファイル転送 †
- Appletalkもあれこれハマったが、Performa側の問題が大きいことがわかった。
- コンパネ設定は2つ
- 「Appltalk」Ethernetを選ぶ、デフォルトはプリンタポート
- 「共有設定」コンピュータ名を付与し、開始にする (内蔵BATが切れているので、電源起動時は全部クリアされてしまう ^^;)
- 「セレクタ」でお互いのコンピュータ名が見えれば選択可能、
- 一応ID/PWは設定したので、それを使う
- ファイル転送は遅い、OldMacが10Mbpsだからエラク時間がかかる
- Performa側から、BasiliskのMacを選んで、ファイルを送り込んだ方がなぜか安定動作、かつ使用中のファイル(システム等)もコピー可能
HFV Explorer について †
- HDDをイメージ化したファイルを操作できるソフト。
- Ver131を入手、解凍してVM-XPにコピーして起動する
- 文字化けするので、View-Options で FONT設定する必要がある。「日本語フォント MSゴシック」 を選んでOKし、いったん閉じて再度開く
br; - 本体を再起動するのではない!!ので注意。イメージファイルと実ドライブ間のファイルコピー等若干操作しづらい。(explorerの操作法どおりなのだが、あまり使わないので迷ってしまうだけか)
【参考】Basilisk本体のVerについて (2009/7/23) †
- 収集したファイルは、大きく3種類ある
- Basilisk II 1.0-Pre JIT 「R4」 以降
・新しいver R4とR5 がある ・GUI画面構成が大きく変化し、横長画面に、 ・動作にGTK+2 Runtimeが必要(これが、Vistaでは動かない原因らしい?)
- Basilisk II 1.0-Pre JIT 「R3」以前
・1.0-R3、0.9-R3~R1 の4タイプあり ・GUIには、「for WindowsNT ver 0.8 build142」とでる ・b142には対応日本語パッチが使える(0.9-R3で確認した) ・1.0-R3にもパッチは使えるが、本体が動作しなかった NG!!!
- build 141
・入手経路不明(昔DLしたものが残っていた)パッチなし ・機能的には、R3以前と同様と思われる
- Basilisk II 1.0-Pre JIT 「R4」 以降
- VM-XPでの動作確認 build142、0.9-R3、1.0-R5 は OKだった!! すべて動くと思ったが、1.0-R3はNG!(原因不明、設定かも??)