oldMac のバックアップ(No.1)
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- 1 (2009-08-21 (金) 13:57:25)
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OldMacの仮想マシン化 †
(0) 仮想化の心 (1) Basiliskを動かす (2) VistaでBasilisk (3) SheepShaverを動かす (4) MacminiでBasiliskとSheepShaver (5) OldMacのHDDを吸い出す
■OldMacintoshの仮想マシン化
私が出会ったMacintoshたち †
- 最初に買ったMacは「ClassiⅡ」である。1990年頃で、PC9801がビジネス社会を席巻していた時代のこと。Windowsはまだまともに動いていなかった。インターネットもまだまだ先のこと。
- その後、1999年に初めてWindows98用の通販PCを買うまで、どちらと言えばMac派だった。
- 個人的には、LC520、1995年にPerforma6210と買い足し、会社の仕事でも8100AVやPowerbookを使っていた。まだ一人1台の時代ではなかったが、Macベースで社内LANがまじめに構築されようとしていた頃もあったのだ。
- 個人的には、1998年 iMac(ボンダイ)、2005年 Mac mini と購入が続く。
仮想化とは †
- こうしたMacを大事に動態保存していたのだが、と言ってもめったに立ち上げるわけでもなく、単になかなか捨てられないだけのだが、、、
- さすがに寄る年波には勝てず、昨年ClasscⅡは起動時に「市松Mac」化して起動しなくなってしまった。8100AV もHDDドライブがよろよろで胴体を叩かないと立ち上がらなくなった。ディスプレイも流れるようになり、寿命が尽きはじめている。
- 処分する前に、何とかほかのパソコン上で動く形にしておきたい「仮想マシン化」と言うのが、今回の狙い。- なんといっても、わが青春の多くの労力と時間とお金を費やしてきた名残だから、箱庭的にでも動かせるようにしておきたいと言う、切なるノスタルジー(懸想)なのだ(^^)
Macエミュレータとファイル化 †
- で、Macintoshエミュレータの登場となる。MacintoshをWindouws機上で動かすソフトはいろいろあるのだ。結構な歴史もあり、細々ながら改良も進んでいる。どちらかと言うとフリーソフトの世界だが。
- 今回使うのは、「BasiliskⅡ」と「SheepSHaver」であるが、この2つエミュレータの使用区分は以下のようになる。
|8.1以前|BasiliskII|68k|Win/Mac/Linux |8.6以降|SheepShaver|PowerPC|Win/Mac |OSX以降|PearPC|G3|Winのみ
MacOS ソフト名 Mac CPU 実行OS
- OS9以前の機種が「OldMac」といわれるのだが、それをPCに移行するのが今回の目的で,作業ステップ としては2。
- PC上で各エミュレータ(Basilisk と SheepShaver)が動作する環境を作る。
- OldMacのHDDから中身を吸い出して、イメージ化する。
- OldMac当時と比べると、現在のPCは桁々違いのパワーなので、多少エミュレータが重かろうが、動きさえすればとんでもない高速Macが実現することになる。
- 最新のVistaで動けば文句内のだが、XPと比べるとまだ不安定な状況もある。今回は、仮想化WindowsXP上でエミュレータを動かすという形もとったが、全くストレスはなかった。
- Mac_miniのOS X上では、両方とも安定して動くので、まぁプラットフォームとして問題がないと思われる。今後、ソフトのバージョンアップやハードの高速化が進めば、仮想化環境はますます良くなるはずなので、まぁ最初が肝心と言うわけ。
- 2つめのHDDの吸出しだが、これが結構難渋した。
- 本体が動けば何とかなると思ったが、ファイル共有がなかなか面倒だった。Mac_miniのOSXとの間でファイル共有できれば簡単なのだが、MacOS7以前の機種とはプロトコル(AFP)が変わっていて、直接通信できなくて参った。また、OldMac側は10Mbpsなのでやけに時間がかかった。
- HDDドライブだけ残っていても何とかなるかと思ったが、いかんせんSCSIインタフェースをPCで使う環境は消えかかっているし、MacドライブをPCでアクセスするのはきわめて困難。残してあった8100AVのHDDは、USB-SCSIケーブルを介して、iMac経由で吸い出してLANで転送と言う離れ業だった。
- そんなかんなの記録と言うか、まぁ、こんな話どなたも興味ないと思うが、自分にとっては、処分する前の儀式みたいなもので、ようやく気が済んだということで(^^;)