WhiteBOX設定編/(8)Wiki のバックアップ(No.1)



Pukiwikiの設定

  • サーバ再構成ということで、このところ集中的に種々のサービスを試しています。最近はやりのblog(ブログ)なるものもその一つで、インストールして、こっそり書き込みのテストなどしてみました。
  • ところが、blogは、個人向けの日記・論評形式のホームページという性格が強くて、クラリNETという掲示板をベースにしたCUGの中で使うには、どうも収まりが悪いと感じました。
  • そんな中で、偶然というか、実はこれがそうだったのか!と後で知ったというか、Wikiなるものに出会いました。インストールのトラブルがなかったので、いきなり使い始めてみましたら、これが面白い(^^) たちどころにハマリました。
  • 利用方法については、トップに書いてあるとおりですが、細かいセットアップやスキンも楽しんでいます。このページは、そうした記録です。(2005/2/26)

pukiwikiのインストール

  • Wiki用のプログラムはいくつもあるようですが、私が使ったのは PukiWiki です。トップからもリンクが張ってありますが、特徴は
    • 漢字をサポートしています。日本語のページ名もOK!
    • 全てのデータはテキストファイルに保存されます
    • 定期的にバックアップが保存されるので、復旧も簡単
    • ページ単位の凍結なども可能です
    • URLを短く表現できるInterWikiをサポート
    • PHPで書かれています
    • ライセンスはGPLです
  • ダウンロードは こちらからです。http://pukiwiki.org/ です。インストールしたバージョンは 1.4.5(2005-02-01) です。その後アップデートして、ver 1.4.5_1(2005-2-21)になりましたが、やることは同じです。
  • ファイルは、圧縮形式が異なる2つのものがあります。
    ファイルサイズ
    pukiwiki-1.4.5_1.tar.gz   251.5 KB  
    pukiwiki-1.4.5_1.zip    359.7 KB  
  • Linuxサーバの場合は、パーミッションの設定が面倒ですが、このファイルはあらかじめ設定済みで圧縮されているので、このままサーバのhtml配下にコピーして、サーバ上で解凍します。解凍コマンドは
    # tar xzvf pukiwiki-1.4.5_1.tar.gz
    こうすれば、パーミッション設定作業は不要で、このまま使えます。逆に、個別設定しようとすると、ファイル数が多いのでエライことになります。

PHPの確認

  • pukiwikiは、掲示板のcgiとは違い、 PHP で動作するプログラムです。 サーバ構築の際に、特に断りなくインストールされているはずですが、以下のコマンドですぐ確認できます。
    # rpm -q php
    php-4.3.2-19.ent
  • もしなければ、例の yum コマンドを使って 最新版を確認、インストールします。
  • PHP自体はver4/5とありますが、pukiwikiはどちらでも対応しています。

設定はわずかで、すぐ使える!

  • さて、ここまでくればもう使えます。恐るべき簡単さ。FrontPageが表示されればそれで終わり。あとは、みんなでどんどんページを作って、書き込みや修正を加えていくだけです。
  • 戻って、最低限必要な設定は、パスワードの設定
     ページを凍結(書込み禁止)したりする管理者権限です。何もかもまるっきりオープンするという考えであれば不要ですし、バックアップ機能も備えているので、ある程度のリカバリーも可能ですが、念のため設定をします。
    pukiwiki.ini.php を書き換えます
    
    //管理者パスワード
    $adminpass=md5("your-password");
    本来は、=以下には、MD5というハッシュ関数を用いてパスワードを生成した後の値を記述すべきなのですが、とりあえずは、こういう書き方でOKです。

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