WhiteBOX設定編/(8)Wiki のバックアップ(No.1)
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- 1 (2008-06-30 (月) 15:41:03)
Pukiwikiの設定 †
- サーバ再構成ということで、このところ集中的に種々のサービスを試しています。最近はやりのblog(ブログ)なるものもその一つで、インストールして、こっそり書き込みのテストなどしてみました。
- ところが、blogは、個人向けの日記・論評形式のホームページという性格が強くて、クラリNETという掲示板をベースにしたCUGの中で使うには、どうも収まりが悪いと感じました。
- そんな中で、偶然というか、実はこれがそうだったのか!と後で知ったというか、Wikiなるものに出会いました。インストールのトラブルがなかったので、いきなり使い始めてみましたら、これが面白い(^^) たちどころにハマリました。
- 利用方法については、トップに書いてあるとおりですが、細かいセットアップやスキンも楽しんでいます。このページは、そうした記録です。(2005/2/26)
pukiwikiのインストール †
- Wiki用のプログラムはいくつもあるようですが、私が使ったのは PukiWiki です。トップからもリンクが張ってありますが、特徴は
- 漢字をサポートしています。日本語のページ名もOK!
- 全てのデータはテキストファイルに保存されます
- 定期的にバックアップが保存されるので、復旧も簡単
- ページ単位の凍結なども可能です
- URLを短く表現できるInterWikiをサポート
- PHPで書かれています
- ライセンスはGPLです
- ダウンロードは こちらからです。http://pukiwiki.org/ です。インストールしたバージョンは 1.4.5(2005-02-01) です。その後アップデートして、ver 1.4.5_1(2005-2-21)になりましたが、やることは同じです。
- ファイルは、圧縮形式が異なる2つのものがあります。
ファイル サイズ pukiwiki-1.4.5_1.tar.gz 251.5 KB pukiwiki-1.4.5_1.zip 359.7 KB
- Linuxサーバの場合は、パーミッションの設定が面倒ですが、このファイルはあらかじめ設定済みで圧縮されているので、このままサーバのhtml配下にコピーして、サーバ上で解凍します。解凍コマンドは
# tar xzvf pukiwiki-1.4.5_1.tar.gz
こうすれば、パーミッション設定作業は不要で、このまま使えます。逆に、個別設定しようとすると、ファイル数が多いのでエライことになります。
PHPの確認 †
- pukiwikiは、掲示板のcgiとは違い、 PHP で動作するプログラムです。 サーバ構築の際に、特に断りなくインストールされているはずですが、以下のコマンドですぐ確認できます。
# rpm -q php php-4.3.2-19.ent
- もしなければ、例の yum コマンドを使って 最新版を確認、インストールします。
- PHP自体はver4/5とありますが、pukiwikiはどちらでも対応しています。
設定はわずかで、すぐ使える! †
- さて、ここまでくればもう使えます。恐るべき簡単さ。FrontPageが表示されればそれで終わり。あとは、みんなでどんどんページを作って、書き込みや修正を加えていくだけです。
- 戻って、最低限必要な設定は、パスワードの設定
ページを凍結(書込み禁止)したりする管理者権限です。何もかもまるっきりオープンするという考えであれば不要ですし、バックアップ機能も備えているので、ある程度のリカバリーも可能ですが、念のため設定をします。pukiwiki.ini.php を書き換えます //管理者パスワード $adminpass=md5("your-password");
本来は、=以下には、MD5というハッシュ関数を用いてパスワードを生成した後の値を記述すべきなのですが、とりあえずは、こういう書き方でOKです。