イメージ掲示板 bbs16.cgiの設定 †
- 2004年9月にイメージ掲示板を増設しました。きっかけというのは単純で、たまたまネットサーフィンしていて画像がアップできる掲示板を見つけました。こんなのがあったら楽しいべぇというノリでした(^^)
- この掲示板もcgiで動いていますが、フリーの「シンプル画像掲示板(bbs16)」を使っています。作者 CGI-designさんのホームページ からダウンロードできます。バージョンの2.0を使用しています。(2004.8リリースの最新版です)
- その後、芳原さんには山行記録として大いに活用して頂き感謝していますが、その開設時の設定記録です。
インストール †
- ダウンロードした「bbs16.lzh」ファイルを解凍して、サーバにコピーします。これもWindows環境で開発されたものですから、文字コードやパーミッションの設定は要注意です。ただ、構成はこちらがシンプルです。
【ディレクトリの標準構成】
/var/www/cgi-bin
+--/bbs16 (掲示板CGI)
|-- bbs16.cgi [755](掲示板メインプログラム)
|-- cgi-lib.pl [644](日本語・画像処理ライブラリー)
|
|- /bbsdata [777](記事・イメージ格納ディレクトリ)
+-- bbs.txt [666](記事ファイル)
+-- option.txt [666](設定ファイル)
☆実際のデータは、html/配下に置かれています
/var/www/html(ホームページ)
+--/bbs16/bbsdata [777](記事・イメージ格納ディレクトリ)
+-- bbs.txt [666](記事ファイル)
+-- option.txt [666](設定ファイル)
- 例によって、クラリNETサーバは、cgiを動かす環境はcgi-bin/の配下に限定しており、パスワード認証をかけているので、イメージ掲示板も自動的にアクセス制限となります。
基本設定 †
- 設定関係の主要項目は、bbs16.cgi の先頭部分に記述されています。
- サーバのperlのパスを確認します。
#!/usr/bin/perl
例によって、スクリプトの第1行に次のような記述があります。まずは、その確認です。
- データ格納ディレクトリを変更
$base = './bbsdata'; #データ格納ディレクトリ
↓
$base = '/var/www/html/bbs16/bbsdata'; #データ格納ディレクトリ
標準では、cgi-bin/bbs16/bbsdata/に格納されますが、ここはファイル表示規制しているので、ホームのhtml/配下におく必要があります。設定としては、この項目だけ修正すればOKです。
- アップする画像ファイルのサイズ制限
$cgi_lib'maxdata = 300000; #入力最大容量(byte)
↓
$cgi_lib'maxdata = 512000; #入力最大容量(byte)
デフォルトは 300kBですが、少し余裕を持たせて512KBに拡張しています。サーバの容量等で適宜調整します。
- そのほかの一般設定は、管理画面で可能です。タイトル、コメント、壁紙、背景色や文字色だけでなく、パスワードの変更も可能です。
- 実は、cgiで直接編集した項目は、いずれも管理画面で変更可能だということが、後で分かりました(^^;) 設定データは option.txtに保存されます。よくできていると思います。
調整事項 †
- 基本的にあまり悩む要素はなかったのですが、結果的な変更箇所は以下の4点です。
- 文字コードの変換
- 関連する全ファイルをEUC-JPに変換しました。必ずしも必要なかったのかもしれませんが、前回は懲りたので最初から変換してしまいました。
- アクセス権の設定
- chmodコマンドで、各ファイルのパーミッションを指定どおり変更すました。
- 格納ディレクトリの変更
- cgi本体と分離して、データの格納場所を変えました。設定はスクリプトを書き直さなくても、管理画面から可能です。
今後の課題 †
- 操作性もよく、安定して動いていますが、この掲示板には「過去ログ」という機能がありません。最大件数を管理画面で指定できますが、その件数を超えると古い記事とイメージは自動的に削除されていきます。
- デフォルトは100件ですが、現在は500件に拡大してあります。ただ、いつか限界が来るので、その時どうするか考えておく必要があります。