Sigmarion のバックアップ(No.1)


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==================  「初代」Sigmarion復活のメモ ================== ・長らく放置状態だったが、msoさん接続記念で復活を試みる  といっても、通信環境を整備してBlog用の写真を撮る程度だけなのだが

■2009/07/08 ・前回と同じ手順でいけると思ったら完全にこけた  有線LANで直接接続と言う手。regファイルを相互にインストールするもの (1)VistaではActiveSync自体がなくなっていた   代替アプリはあるのだが、初代sigmarionが相手では使えないようだ (2)Win98Noteを引っ張り出したが、regeditのver違いで受け付けず   サンプルはver5、Win98はver4のため、regファイル認識せず(上位互換なし) (3)赤外線通信で直接の母艦接続を試みるも認識せず   Win98側のCOMポートがあわせられない

 万事休すかぁ・・・

■2009/07/09 (1)XPマシンーンを作る ・洋子さんのXPを使おうかと思ったが、何かと面倒! ・VMworkstation という手があった! マシンも高速で負荷もさほど苦にならんだろう  VMW6.5をインストール キーは、6RJ89-DKZFU-L016U-4WDX7(keygen版) ・WindowsXP_Proをインストールする   イメージファイルは8GB(デフォルト)   C:\Users\eizo\Documents\Virtual Machines  「簡易インストール」になり、キーは最初に入力しておき、後は自動   インストールは速い 15分程度か!と思ったら、   コピー後が長い、、「完了まで33分後」で全然動きがない??   リセットしたら、少し戻って再度インストール再開したが、キーは再入力に   後は順調に進んで、なつかしの起動音が、数回再起動して完了か

[2]XPの設定 ・インターネットは接続できたが、IPアドレスが違う  IPadoress 192.168.204.128  Default Gateway 192.168.204.2 ・192.168.1.0 とは通信できない ping はtimed out に ・仮想ネットワークをチェック VMwareメニュー  3つある   VMnet0 ブリッジ    自動選択されたアダプタにブリッジ   VMnet1 ホストオンリー 192.168.209.0    プライベートNWをホストと共有   VMnet8 NAT      192.168.204.0    ホストのIPアドレスを共有して使用する

・いろいろ迷ったが、基本はVMのネットワーク設定だった  「VM」-「設定」ー「ネットワークアダプタ」で  「ネットワーク接続」を「NAT」から変更する   『ブリッジ:物理ネットワークに直接接続』を選ぶ ・仮想_XPのネット設定 アダプタは有線LANのみ   IPアドレス、DNS を自動にしたら 192.168.1.110 を取得   ping もとんだし、サーバ(kurarinet)も接続できた

[3]有線LANでいきなり母艦接続 (1)Sigmarionの有線LAN接続 ・基本的には内蔵ドライバが対応しているので、カードをさせば認識するようだ  (母艦接続のためにレジストリを先に追加してしまったが、  これはActibeSync用の設定データなので関係ないと思う) ・IPアドレス自動取得なので、IE起動すれば、いきなりネット接続可能になる  ただ、デフォルトで画像は表示しないので注意  また、セキュリティサイトは、IEが古いので受け付けない  (パッチがあるそうだが、未確認。。だめという情報もあり) ・ただ、母艦接続のためには、手動設定が必要になる。別記

・ネットワークツール「vxUtil」  Sigmarion用必須 状態確認やping試験が可能

■母艦接続の原理 ・基本的には、シリアルや赤外線通信などで直結した状態で、  相互を認識する(パートナー関係)しておくのが基本  (そうすれば、レジストリーデータがきちんと作成される) ・ところが、シリアルケーブルがなかったり、赤外線環境がない場合は  LAN環境ができても、最初のパートナー関係を作ることができない ・母艦とパートナー関係ができないと、ソフトのインストールができない  という致命的な問題が残る  (外部メモリーから直接インストールできる簡単ツールもないわけではないが) ・そのため、できあいの有線LAN環境のレジストリを使って、一気にパートーナー関係を  構築しようと言うのが、このたくらみである ・ただし、今回用いた母艦用のデータは、regedit ver5(windowsXP)対応、  また、Sigmarionは初代ベースなので、他の機器組み合わせでは無理と思われる。

======================= ■レジストリーデータのポイント ・相互のデータを合わせておかないと、接続することができない、  また接続しても、次の段階(関係確認)ではじかれてしまう ・あわせるポイントと修正箇所は

①同期キー ”Last Device”  ・あってさえいれば何でもよい  あちこちに出てくるので、デフォルト値のままで変更しないほうがよい ②コンピュータ名 ・LANで接続する際に重要(Wins設定が絡んでくるのだが、後述) [sigmarion]  デフォルトのPC名は「マイハンドヘルドPC」だが、「sigmarion2」にした  (DataFolderとも合わせておいた。必ずしも必要ないかもしれないが)  当然、sigmarion自体のPC名も変更する必要あり!  また、「通信」プロパティのデバイス名も同じく sigmarion2 とした! [母艦]  「ezm-VMXP」とした ③同期ファイルのパス ・同期を取るためのフォルダーを作成、指定する [sigmarion]  「My Document」内の「同期ファイル」がデフォルト(自動的に作成されるようだ) [母艦] 「マイ ドキュメント」 内に「同期ファイル」という名前のフォルダーを作成する ④データフォルダー "DataFolder" [母艦] "DataFolder"="C:\\Program Files\\Microsoft ActiveSync\\Profiles\\sigmarion2"  上記パスに対応したフォルダーを作成する \Profiles\sigmarion2 の部分 ⑤通信方法 [sigmarion]  「ネットワーク接続」とする =======================

(2)Sigmarionのレジストリー操作 ・サンプルレジストリの修正箇所を整理すると ======================= [母艦] "{000214A0-0000-0000-C000-000000000046}"="sigmaion2"  ★sigmarionのPC名を入力 "Briefcase Path"="C:\Documents and Settings\Administrator\My Documents\同期ファイル\\"  ★XP環境に合わせたパス名 ーーーー [sigmarion]側 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows CE Services\Partners\P1]  ★P「1」 1台目母艦 (2台目は P2になる) "PName"="ezm-VMXP"  ★母艦のPC名に合わせる ======================= ・母艦側は、regファイルをダブルクリックすれば結合更新される

Sigmarion(WinCE)にはregeditがないので、直接操作することができない ・TREというソフトがあるので、それを使う  「mips版CAB」ファイルをSigmarion上でダブルクリックでインストール完了する ・「ファイル」ー「レジストリの取り込み」で更新結合される  念のため、関連項目を開いて設定内容を確認しておく

・なお、解凍ツールがうまく動かないので、事前に母艦側で解凍して、  CFメモリー経由でsigmarionに持ち込む 

(3)母艦接続 [母艦]側 ①ActiveSync3.5をインストールする  ・関連フォルダーは、事前に作成しておく  ・インストール終了後に、レジストリーを結合する ②ActiveSyncを起動する(待機状態)

[Sigmarion]側 ①レジストリーの登録  ・ActiveSyncはインストール済み  ・レジストリを更新する ②ネットワーク設定の変更  ・WINSの設定が必要になる (LANでWindows接続が行われるためか)  ・ネットワーク設定が自動だと、WINSが設定できない  ・「手動」設定で、以下のように設定する    IPアドレス          192.168.1.x  【競合注意!】    サブネットマスク       255.255.255.0    デフォルトゲートウェイ    192.168.1.1  【ルータのIPアドレス】    DNS             192.168.1.1  【ルータのIPアドレス】    WINS            192.168.1.101 【母艦のIPアドレス】 ③接続開始  ・Sig側から接続する  ・母艦側は自動的に    「ネットワーク接続」ー「ezm-VMXP」を選ぶ  ・問題なければ、母艦側のActiveSyncが自動的に起動して、同期完了する

④問題解決  ・接続できなければ、名前解決NG     コンピュータ名やWINS設定を確認  ・接続後NGならば、    同期ファイル等の有無確認  ・同期ファイルに、何か入れて「同期」を実行   ファイルが転送されればOK

■無線LAN ・さて、ActiveSync環境はできたし、次は無線LAN環境だ!  と思ったが、ここで行き詰ってしまった(^^;) ・確かに無線LANのドライバインストールはActiveSyncがないとできないのだが  そもそもSigmarionに無線LANカードを挿すと、今までの有線LANが消えてしまう ・シリアルか赤外線通信でActiveSyncがないとダメだったんだ!  (そういえば、前回、有線LANの後で、わざわざ赤外線でActibeSyncを作ったのか!)

・改めて考えてみたが   Vistaでは、そもそも初代SigmarionとはActiveSync接続環境が作れない!!    VMXPでは、赤外線通信がない? デバイスが表示されない 面倒!! ・ActiveSync経由インストールは不可能という結論になってしまう

(1)ドライバの直接インストール方法 ・WindowsCEでのソフトインストール方法を調べてみると、  実は、いろいろあることがわかった http://homepage2.nifty.com/o-shiro/ceinstall.htm

Sigmarion単体で可能な方法はある  CE用exeファイル、CABファイル の場合、そのままダブルクリックすればよい  TREなどはそうだった mips版CABさえあればOKだ ・PC用exeファイルの場合は、PCで実行してActiveSync経由でインストールなのだが  実は、抜け道があることがわかった  「■7.PC用.EXEファイルの場合 その3」で、ActiveSyncがなくてもできる! ・手順は以下のとおり  ①PC上でEXEファイルを実行する  ②当然、ActiveSyncがないので、インストールは中断する  ③ただ、インストール用のCABファイルまでは作成される  ④その場所は、Program Files」-「Microsoft ActiveSync」に新フォルダーが  ⑤これをSigmarionにCFメモリでコピーして、実行すればOK ・ (2)無線ドライバのインストール ・Pciの無線LANカード用のドライバは、前回どおり  「Windows CE 2_11対応Compaq WL100無線PCカードドライバ1_04_05A」  ファイル名は SP15585.exe

・これを実行すると、単に解凍されて Setup211.exe ができる  これがインストーラー本体である ・これをVMXP上で実行すると、インストール画面になるが、途中でSTOPする

・上記④の当該フォルダーをチェックすると、なんと、CABファイルができている!!  C:\Program Files\Microsoft ActiveSync\ の中に、  Compaq Computer Corporation\WL100_WINCE211 というフォルダーができて  この中に多数のCABファイルが生成されている  ただし、どれがmips対応版かはわからない ・ActiveSyncとは別に、母艦とSigmarion間でファイル共有ができた  Sigmarion側で、ファイル名を指定して実行で   \\ezm-VMXP  すべてのCABをSigmarion側へコピーして、片っ端から実行してみる ・唯一、「WL100.4000.CAB」が実行可能で、インストール完了!  「WL100 settings」というアプリアイコンができている

(3)無線LANカードとドライバのリンク ・で、おもむろに無線LANカードを挿入すると、  「認識されなかったPCカードアダプタ」でアダプタ名を入力するよう言われる ・これには困ってしまった(^^;)  結局、前回も同じトラブルに遭遇していて、メモに記録が残っていた!!   ドライバ名を「WL100NDS.dll」と入力する!!!

(4)無線LAN設定 ・これで、正常に認識され、無線LANの設定をすれば接続開始   SSID:I-love-YOKO   WEP:使用しない   11Mbs  ・なお、アクセスポイント側の「MACアドレス登録」設定は残っていたので、  問題なく接続開始した。

・無線LANでファイル共有をやるためには、同じくWINS設定が必要  <コンピュータ名のWindows名前解決のため> ・IPアドレスは手動設定となることは、有線LANと同じ  「コンパネ」「ネットワーク」で、無線LANアダプタを選び、「プロパティ」設定

■IEのセキュリティアップ ・Pocket Internet Explorer 3.0はセキュリティ強度が低いため、  かなりの認証ページで接続できなくなる ・128bit対応にするアップデートがMicrosoftから提供されている http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=a091975d-5d66-4b31-b158-05bc410efcbe  ネットではダメだったと言う情報があり放置していたが、試してみた ・ダウンロードした「128bitHPC.exe」を、そのままVMXP上で実行した  本体のLANケーブルが外れていたので途中で停止してしまったが、  接続した瞬間に、Sigmarionにインストールされた!  (つながっていなくても、再開するのだ!) ・Yahooメールなどもチェックできるようになった!

■hostsファイル ・自宅サーバへの接続に困る、SNSには入れない ・探すと、こんな情報が http://www.wince.ne.jp/Review/Katsuo/faq/wcefaq3.htm ーーーー 3.22 hostsファイルの場所  質問

WinCEって、hostsファイルに相当するファイルってあるのでしょうか。  

 回答 \\HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm\Tcpip\hostsというものがあるみたいですね。ここに、 [ホスト名](キー) ipaddr(長さ4桁のバイナリ) aliases(テキスト) というものがあります。 私の場合、NetSetCEというIPアドレス切り替え用ソフトウェアを使って、HOSTSの登録を行っています。

ーーーー

・で、レジストリをチェックしてみると こんな項目がある。アドレス修正してみるもぜんぜん受け付けない ExpireTime 80 56 1D E6 F8 01 CA 01 aliases

ipaddr CB B5 34 29 (203.181.52.41)  → C0 A8 01 E6(192.168.1.230)

・「NetSetCE」を探すと、ちゃんとHPが見つかった http://homepage2.nifty.com/teturo_s/netsetce/netsetce.htm ・NetSetCE HPC Pro/2000用のダウンロード(リリース版)】  Version 1.13 MIPS日本語版【シグマリオン動作確認】を入手

・「NSCMP113.LZH」を解凍して、「NetSetCE.exe」をSigmarionに移す  インストーラかと思いきや、実行ファイルだった ・NETWORK設定、HOSTS設定などを登録したら、有効になった  (vxUtilで確認) ・クラリNET-SNSに接続できるようになったが、  LOGIN画面の入力が対応しなくて、進まない(^^;)

■システム構成 ・本体のプロパティで確認できる ======================================== Mem:32MB ProgramとDataで共有(初期値半々、調整可能) CPU:MIPS 4000 Family OS:MS Windows CE,Handheld PC Edition Version 3.01

     Microsoft Windows CE Version 2.11
     Pocket Internet Explorer Version 3.01
     Pocket Oytlook Version 3.01

■その他フリーソフトの確認(2009/7/13) ①システムツール ・「TRE」★  レジストリーエディタ  有線LANで母艦接続設定する際に必須! ・「systempath」☆  アプリのpathを指定追加できる  つまりCFメモリからの起動が可能になるわけで画期的  もっとも通信中は使えないのでイマイチかも  拡張子cplのファイルはSig上では見えないので要注意  (syspat_cpl で\\sig\windows\コピーしてから、renameして使う) ・「piermenu」  右クリックメニューが簡単に使えるそうだが、インストール??

②NWツール ・「vxUtil」★  Network関係の状態確認ツール ipconfig ping  必須! ・「netset」★  複数のNW設定を保存し、切り替えることができる  なによりhosts まで設定できるのはすごい(本体では不可)

③圧縮解凍ツール ・「Xacrett」  定番なのだが、インストール時の設定に失敗? 動作せず ・「Tascal_LHA」  インストールはできたが、LZHにしか対応していない(ZIP不可) どちらも中途半端で、母艦とファイル共有か、CF経由で対応するしかない

④メモリー確認ツール ・「sfinder」  やや高機能、グラフ表示も可能  シェアウェアで期限切れがうるさい ・「shsy」  簡単だが、これで十分か

⑤フォント ・「ぱうFONT」★  やや太めで可視性の高いFONT  Windowsにコピーしてリセットすればよい  ただ、使えるアプリは限られている PocketWord/Excelでは確認

⑥エディタ ・「EM_editor」 ・未確認 ・ただ、Wordが十分エディタ代わりになるのであえて必要ないかも

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