光のボケ
きのうは、志賀高原に行ってみた。リンドウがそろそろ咲くかなという気になって、田の原湿原を歩いていたら、ふと、去年も同じような気を起こして志賀高原に来たことを思い出した。帰宅後しらべてみると、8月22日に訪れていて、このときもリンドウは咲いていなかった。月末あたりは咲くだろうか。
田ノ原湿原は、ワタスゲがいちばんで、そのときは、たくさんの人が訪れるがそれも終わると閑散としている。湿原には、イワショウブとウメバチソウがところどころに咲いているが、群生でもなく、なんともさみしい。帰りかけたとき、水溜りに日が映っているのを目にしたので、その日の輝きを背景にして撮ることを考えた。
木橋の上から見下ろす形で撮るわけで橋の上にうつぶせになって撮るので、人がいないからできるようなものだ。水面に反射している光を、絞りをできるだけ開けて撮ると光のボケになる。テクニックとしては知っていたが、PHOTO-HITOサイトに投稿していると普通に撮ったのでは見向きもされないが、こうしてちょっと工夫したほうが反応がある。実は、去年の写真も同じ花を撮っていたが、いま見ると味もそっけもない感じ。
ただ、この二つの写真のマイナス点は、光のボケが円でないこと。これは、絞りを開放で撮らなかったために絞りの多角形が出てしまったためだが、しべ全体にピントを合わせたいとなると多少は絞らないといけない。次回のチャンスにはこの辺をどう解決するかだと思う。
うつぶせで撮っていたら、胸ポケットに入れてあったはずのレンズキャップが落ちてしまったようで、いくら探してもみつからなかった。
トラックバック URI : http://kurarinet.com/wordpress/wp-trackback.php?p=1131