上高地撮影日記 8
一通りの風景を並べるとそれなりに行程が思い出される。私の現在の装備は、18-270のズームレンズ1本ですべて済まそうとおもえば済むのだが、他に11-18という広角ズームを持っていく。APS-Cのカメラなので広角側が不利で、35ミリカメラだと28ミリにしかならない。近づいて、広角でとらえたいときのために持ってゆく。そして、もう1本は、90ミリのマクロレンズ。もともと花を中心に撮っているので、マクロレンズはどうしても持っていく。小さな花をこのマクロレンズで撮るのが好き。新しい世界を発見したような気がする。
上高地でいちばん目立ったのがこの花。マイヅルソウというのだそうだ。といっても、小さな小さな花なので、普通の人の目には入らないに違いない。どうしてマイヅルソウかというかといえば、葉っぱが鶴の羽を広げたのに似ているだという。マクロで花をアップして撮るとどうしても葉がおろそかになる。望遠ズームで少しひいて撮ったのがあったが、その場で取り始めると両方撮るのを忘れてしまう。後で、名前を調べるとき困ってしまう。
そして、エゾムラサキ。ところどころに咲いていた。忘れな草に似て、かわいい花だ。もう少し工夫して撮れたらよかったが、風でけっこうゆれて撮りずらかった。
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