kurasan-blog

　旅は行くまでが楽しいのかもしれない。上高地行きが目前になってきた。荷物をまとめてみた。カメラ機材も入れると10Kgになる。山登りの人にしてみればたいしたことがないだろうが、あまり体力に自信がない私にはちょっと重いかなと言う感じ。カメラ雑誌を見ていたら、高田誠三さんの撮影スタイルの紹介の中で、ディバッグとショルダー型のカメラザックを持っていた。このスタイルは今まで考えたことがなかったので、今朝、大谷地湿原に荷物をそのまま背負って行って、試してみた。私は、三脚もリュックにくくりつけることはしないで、手に持つが、カメラの出し入れはやはりショルダー型のほうが便利なので、ちょっと不格好だが、カメラ用のショルダーとリュックと三脚というスタイルにすることとした。問題は、雨が降ったときだが。

　カメラの機材が4kgくらいあるので、それを手に持つと肩にくる負担がずっと楽になる。そうなるとカメラリュックである必要がない。少しでも軽いディバッグとするこことした。このスタイルは、今後も使える気がする。カメラだけならショルダー型のほうがいいが、雨具と水を持ち運ぶ必要があり、それ用にディバッグがいい気がする。

　この時期、上高地の見ものはあまりない。新緑には遅いし、ズミももう咲いちゃったし、青空は出ないし、せいぜいレンゲツツジくらいかな。あまり期待しなしで、出会った風景を撮ってこようと思っている。咲いている花をガイドブックで見ていたら、サンカヨウの名前があった。

　せんじつ、カヤノ平の南ドブでまとめて咲いているのを見かけて、上の写真を撮ってきた。