渓流
『風景写真』という雑誌が愛読書なのだが、1980円という価格でなかなか新刊を買わない。隔月刊なので、月にすれば960円だから買ってもいいのだが、写真が中心の雑誌だから、バックナンバーと新刊との差がほとんどない。新刊は、写真コンテストに応募するなら買っておかなければならないが、レベルが高すぎて、とても応募する気にならない。この写真のアマチュアの写真を見ていると、写真キチガイは、いるものだなと感心する。また、バックナンバーを見ていると、今、プロの人がアマチュアであったなんていうのがよくわかって、プロへの登竜門的役割を果たしている雑誌だとよくわかる。
先日Amazonで2006年のバックナンバーを見つけて、購入した。1冊400円くらいなので、新刊を買うことを思えば、送料も気にならない。少しずつ見ている中で竹内敏信さんの「水の精」という写真が目にとまった。渓流の中に生えている草を撮ったほんとになにげない写真なのだが、この人はこういうところへも目が行くのだと感心した。
そうしたら、渓流の写真を撮ってみたくなった。しかし、私の周辺で渓流というとなかなか思い浮かばない。「信州高原トレッキングガイド」という本を持ち出してきて竜王に行ってみた。渓流で川沿いに歩けるところというところいくらでもあるはずだと思うのだが、信州の渓谷と呼ばれるところは、谷が深くて川沿いに歩けるところは少ないのかもしれない。夏の写真となればやはり水を入れたい。今年は、滝と渓流でもテーマにしようか。
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