下流社会
『人生を半分降りる』という本の後、『下流社会』(三浦展 光文社新書)という本を読んだのはまったく偶然であったけど、脈絡があった。この本ははじめは、所得格差の拡大を指摘している本だと思っていたのだが、読み始めて副題にあるように、「新たな階層集団の出現」をテーマにした本だとわかった。この著者は、マーケティングが専門のようでその観点から書かれているが、私には、「下流社会」という生き方を分析しているように思えた。
本の冒頭にアンケートがあり、あなたの下流度チェックとして次のような設問がなされている。
・その日その日を気楽に生きたいと思う
・自分らしく生きるのがよいと思う
・好きなことだけして生きたい
・一人でいるのが好きだ
この質問は、まさに「人生を半分降りる」生き方につながるではないか。
きょうの一枚は、きのうと同じ池田町。バックに山を入れて、そば畑をとったというあまりに安易な構図かも。
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