kurasan-blog

　諏訪の温泉に一泊した帰り、四賀のフクジュソウを思い出して、よってみた。しばらく暖かかったので、つぼみがふくらんできたという情報は得ていたが、そこに雪が降った。フクジュソウの写真というとたいてい雪の中に咲いているのが多い。でも、そういう状況は、今回のように開花したあとに雪が降ったりしないとまず起こらないだろう。フクジュソウが雪を溶かして咲くなんてことはあまりないに違いない。ほとんどの花やつぼみはまだ雪の下だったが、日当たりのよい場所では、雪の間につぼみが見えた。

　長野市でフクジュソウが咲いているところを七二会の小坂以外に知らないので、フクジュソウというとそこまで足を延ばすことになる。フクジュソウの群生は、林の中のようなあまり日が当たらないところが多い。それに、たいていロープが張られてしまうので、近づいて撮ることができない。

　この写真は、小坂のフクジュソウの群生地に行く前の人家の土手に毎年咲くもので、青空をバックに撮れるのがうれしい。フクジュソウは、雪割草とかいって、雪の中に咲いている写真をみかけるけど、実際は、雪が溶けて咲く場合がほとんどだ。この写真を撮った後寒くなって雪も降ったからそんな写真を行けば撮れるかも知れないと思いつつ、会社に通う日々である。

　フクジュソウは、春が早いせいかまわりの色が緑でないので、ボケがもう一つうまくゆかない。青空をバックにするのがいちばん春の喜びを感じられていいと思うのだが、うまく撮れない。

　とにかく雪が降らない。去年の今頃は、志賀で冬の写真を撮っていたが、まわりにあまりにも雪がなくて、もう冬の写真を撮る気になれなくなっている。

　きのうの土曜日はいい天気だったが、出勤日。きょうもいい天気だったが、週末から少し風邪気味でどうしようかと迷った。でも、写真を撮りたいという気持ちの方が強く、出かけてみた。志賀高原までは行く気にもなれないので、近くを「春を探して」車で走り回ってみることにした。ありました。オオイヌノフグリが咲いています。どこで、車を止めようかとゆっくり走っているうちに目の高さにある土手のうえに咲いているのを発見。オオイヌノフグリは普通は見下ろす画角だけど、ちょっと違った画角で撮れた。今年初めての花の写真である。

　続けて、コメントしていただきまして、ありがとうございます。コメントのコメントとしてレスしましておきましたが、次の記事で書いたほうがいいかなと思いました。

ＳＮＳで皆さんの山の写真やめずらしい花の写真を見せ付けられると、うらやましい限りです。湯の丸くらいは登れるのかなと思っているのですが、とにかく体力に自信がなくなっています。下から山を見上げて、ため息をついています。

　戸隠もゆっくり歩くことをしていないので、花も月並みな花しか目に入りません。

　いつも立ち寄る飯綱の大谷地に寄ったら、ミゾソバが群れをなしていました。月並といえば月並の花ですが、マクロでのぞくと、金平糖のような小宇宙がそこにありました。

　最近このブログサボリ気味です。写真をまったく撮ってないわけでなくて、少しずつですが、撮っています。

　この15日も黒姫スキー場のコスモス園まで行ってきました。「コスモス」をテーマに出かけて野尻湖周辺を走ったのですが、いいところがなくて、御鹿池にでも行こうかと、黒姫スキー場に向かいました。コスモス園は、8時半からしか開かないのを知っているので、あきらめていました。行って、町営駐車場にはとめられるのを知っていたので、御鹿池にでもと思って行ったら、コスモス園の横を黒姫めざして登ってゆく夫婦連れをみまして、私もリフトの乗り場あたりまで登ろうと思いました。途中で、カメラマンが3人ほどいましたが、どんどん登って行って、上からなら確かコスモス園に入れるはずと登りました。案の定、コスモス園に入れたのですが、入り口に「チケットがない人は入れません」と書いてあります。叱られたら、入場料を払うまでとそのまま降りてきて写真を撮りました。入り口の方へ行かないで、町営駐車場に降りちゃおうと思っていたのですが、木が繁っていて降りられません。結局、リフトが動き出したころ、出口から出てきましたが、ちょっと後ろめたい気がしました。

　でも、朝、日が高くなる前に写真が撮れました。